先日 法事の最後に住職から こんな講話がありました
以前 朱印帳を持参した若い女性達から
文字が読めないので読んで欲しいと頼まれたそうです
僕の家にも昔からの朱印帳がありますが
やはり 手紙と一緒で読めないところが多々あります
*この朱印帳も何時の日か紹介していきます
その寺の名は 「蓮華王院」と書かれていたそうですが
聞いた女性達は行ったことも無い寺だ・・・という反応
住職は ここで初めて気付き説明してあげたそうです
「三十三間堂に行ったことがありませんか」と・・・
三十三間堂の正式名称が「蓮華王院本堂」です
その話しを聞いたとき女性の 「あ-------------」という声が聞こえてきそうでした
僕達は お寺を正式名称ではなく
一般的な通り名で覚えていることが多いんですね
つまり人で言えば 愛称のようなものですし こんな事 考えても見なかったです
舎利殿の「金閣」が有名なために 「金閣寺」と呼ばれています
銀閣寺 正式名称は東山慈照寺 相国寺の塔頭寺院の一つだそうです
銀閣寺の由来は江戸 時代に 金閣寺に対し銀閣寺と呼ばれたのが始まりのようです
お正月等になるとテレビでよく見る 「成田山」山の名前で覚えてますが
本当は「成田山新勝寺」といいます
因みに 「清水寺」は「清水寺」です 音羽山とはよばないでしょうね
僕が物知りではなく 話しを聞いたので調べてみました・・・
日常 当たり前と思っている 「こと」で間違えていることって沢山ありますよね
「もう一度 真実を見詰めなおしなさい」という 教えですかね・・・
*むかぁぁぁし 三号が小学生の時
「暑さ寒さも彼岸まで」とは どんな事か聞かれて
「暑いのも 寒いのも 死んでしまえば解らない」と答えたのをきいて爆笑しました
今でも 語り草です
小さいながらに 彼岸の意味は何となくわかっていたのでしょうが
使い方が違ってしまったようです