気ままなピークハンターズの山旅

日本百名山の頂と風景や国内旅行を中心とした絶景を掲載致します

「鎌倉殿の13人」ゆかりの地笛吹峠

2023-02-03 11:25:54 | 登山に通った峠道
こんにちは!
日本の峠は約3773件存在するそうです
かつて、山登りでいったいどのくらいの峠を越えていったのでしょうか?
よっぽど印象に残った峠道以外は>ほとんど素通りして記録に残っていないのが現状です
年のせいでしょうか 人生の峠道 苦労しながら越えて行った峠道、
車に乗り難なく越えて行った峠道、人生の岐路にさしかかり思い出しております
峠(とうげ)とは、山道を登りつめてそこから下りになる場所
山脈越えの道が通る最も標高が高い地点である
今回の記事は埼玉県鳩山町と同県嵐山町の境にある峠
笛吹峠(ふえふきとうげ)を掲載してみたいと思います

鳩山町より笛吹峠へ車を走らせていると、峠手前に案内表示

鳩山町側から見る笛吹峠(ふえふきとうげ)

笛吹峠(ふえふきとうげ)標高80m

笛吹峠看板隣に設置されている史跡案内板
笛吹峠は、嵐山町と鳩山村の境にある峠である
峠を起点として、坂東10番の岩殿観音から同9番の慈光寺観音へ続く
東西の道は、巡礼街道と呼ばれ、この峠を南北に貫く道が旧鎌倉街道で、
かつて、数多くの武士団等が往き来した所であった
正平7年(1352年)閏2月、新田義貞の三男、
義宗等が宗良親王を奉じて武蔵野の小手指が原で
足利尊氏と戦ったが、最終的に結末がついたのが
この峠の地であった
新田義宗等は越後に落ちて行き、
足利尊氏はこれ以後関東を完全に制圧していった
「笛吹峠」の名称については、この敗退の陣営で、
折からの月明りに宗良親王が笛を吹かれたことから
命名されたという伝承がある
なお、この付近は、遠く奈良時代に窯業の中心として栄え、
武蔵国分寺瓦の大部分がこの付近で焼かれ、
その古窯跡が虫草山をはじめ須江・大橋・泉井などの山間部に
多く見られる>笛吹峠から、はるか北方に上州の山々、
西方に秩父連山、南方に広い関東平野が遠望され、
風光明媚な歴史の地である
と記されています 現在は風光明媚な環境ではないと思われます

「史蹟 笛吹峠」石碑

鳩山町側から見る笛吹峠(ふえふきとうげ)

笛吹峠の大きな標識板と説明板

嵐山町側から見る笛吹峠>町境が「林道将軍沢線」の終点

なだらかな勾配の笛吹峠

鳩山町側は「笛吹通り」と名付けられています

笛吹峠より鳩山町側を眺める


最後まで御覧頂きありがとうございます
次の投稿までご機嫌よう


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