人間の男性は一生の間に、どれくらい射精できるものでしょうか。
昔は「人生二斗説」というのがあって、二斗(二十升=約36リットル、他に一斗説や四斗説もあり)に達すると男性器の先から白い煙と赤い玉が出て、玉には「おわり」と描かれている、という滑稽な説がありました。
といっても江戸時代の平均寿命は60歳ともそれ以下ともいわれるので、二斗を射精するには相当励む必要があったでしょう。
もちろん煙や玉が出たという実例は聞いたことがないので、あくまで江戸人のウィットですが。
まあ玉が出なくても、あまりやりすぎると体が弱るのは古今東西を問わないわけで、
薬屋にやせ細った男がきて、
「精の弱くなる薬をください」
「何をいってるんですか、あなたがそんなもの飲んだら死んでしまいますよ」
「いや、うちの女房と下女に飲ませたい」
西洋のジョークでは下女ではなく「メイド」になるわけです。
現代では「使うほど鍛えられて長持ちするが、あまり過ぎると体に障る」、つまりほどほどに続けていれば歳をとっても長続きする、というのが定説です。
セックスにせよオナニーにせよ、やり過ぎて体が弱ることを、昔は「腎虚」と呼びました。
つまり精液は腎臓で作られていると考えられ、それが空になるとかかる病気、という意味です。
と、ここまではほとんどの人が知っている話。
江戸時代は男性器が立たない勃起不全、いわゆるインポテンツも腎虚と呼び、逆に男性器が何らかの病気で常に勃起したままの持続勃起症、プリアピズムのことも腎虚と呼んでいたそうです。
プリアピズムとは聞き慣れないことばですが、神経の異常で男性器からの血液の戻りが悪かったり、逆に海綿体の動脈が破れて常に過剰な血液が流れ込んで起きる現象です。
元気のない人には羨ましいかもしれませんが、最悪の場合は男性器を切断しなければならなくなる怖い病気です。
語源はギリシャ神話に出てくるプリアポスという神からきています。
プリアポスは生殖と豊穣、特に男性の生殖力の神とされており、遺跡に残された壁画や彫像ではそれはまあ巨大なイチモツが勃起してい姿が描かれていますので、図書館やネットでぜひご覧ください。
ちなみに私は大きすぎず小さすぎず(勃起時に約 15cm)。
よく「歳をとると使い物にならなくなる」といいますが、さすがに若い頃より回数は減ったとはいえ、いざという時はきっちり役立っています。
みなさん(またはそのお相手)は、いかがでしょうか。
昔は「人生二斗説」というのがあって、二斗(二十升=約36リットル、他に一斗説や四斗説もあり)に達すると男性器の先から白い煙と赤い玉が出て、玉には「おわり」と描かれている、という滑稽な説がありました。
といっても江戸時代の平均寿命は60歳ともそれ以下ともいわれるので、二斗を射精するには相当励む必要があったでしょう。
もちろん煙や玉が出たという実例は聞いたことがないので、あくまで江戸人のウィットですが。
まあ玉が出なくても、あまりやりすぎると体が弱るのは古今東西を問わないわけで、
薬屋にやせ細った男がきて、
「精の弱くなる薬をください」
「何をいってるんですか、あなたがそんなもの飲んだら死んでしまいますよ」
「いや、うちの女房と下女に飲ませたい」
西洋のジョークでは下女ではなく「メイド」になるわけです。
現代では「使うほど鍛えられて長持ちするが、あまり過ぎると体に障る」、つまりほどほどに続けていれば歳をとっても長続きする、というのが定説です。
セックスにせよオナニーにせよ、やり過ぎて体が弱ることを、昔は「腎虚」と呼びました。
つまり精液は腎臓で作られていると考えられ、それが空になるとかかる病気、という意味です。
と、ここまではほとんどの人が知っている話。
江戸時代は男性器が立たない勃起不全、いわゆるインポテンツも腎虚と呼び、逆に男性器が何らかの病気で常に勃起したままの持続勃起症、プリアピズムのことも腎虚と呼んでいたそうです。
プリアピズムとは聞き慣れないことばですが、神経の異常で男性器からの血液の戻りが悪かったり、逆に海綿体の動脈が破れて常に過剰な血液が流れ込んで起きる現象です。
元気のない人には羨ましいかもしれませんが、最悪の場合は男性器を切断しなければならなくなる怖い病気です。
語源はギリシャ神話に出てくるプリアポスという神からきています。
プリアポスは生殖と豊穣、特に男性の生殖力の神とされており、遺跡に残された壁画や彫像ではそれはまあ巨大なイチモツが勃起してい姿が描かれていますので、図書館やネットでぜひご覧ください。
ちなみに私は大きすぎず小さすぎず(勃起時に約 15cm)。
よく「歳をとると使い物にならなくなる」といいますが、さすがに若い頃より回数は減ったとはいえ、いざという時はきっちり役立っています。
みなさん(またはそのお相手)は、いかがでしょうか。