盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

定時連絡ではないけれど

2019-02-02 00:47:51 | SM
いつもクイズの翌日は、私の性的マイノリティとして、つまり「SMの主」として作っているホームページを紹介しています。

 http://betanature.webcrow.jp/home.html

私が主としてできうる限りのことを、物書きの力をフルに使い何年もかけてしたためたものなので、すべてをお読みになるには労力や時間が必要でしょう。

まず最初に読んでいただきたいのはもちろん「講義要目」ですが、ひとつお願いがあります。
まだお読みになっていない人は、「休憩室」の中にある「満月」をお読みいただきたいのです。

「満月」はこのホームページの中でも、私の最高傑作と自負している文章です。
約 20 年前の実話に基づいたもので、いまでもその時の様子を思い出せます。

その時の相手だった女性は、いまはすでに私の隷ではありません。
私が煙草を買いに出たほんの数分の間に、私の携帯を盗み読みされたのです。
別に後ろめたいことは何も書いてなかったのですが、彼女の勘違いによるわずかなヒビは、数年後に大きな亀裂になりました。
当時の私は結婚していましたから、自分が隠し女であるはずなのに、私が他の女性と親しくするのは許せないという自分勝手な理屈でした。

民法では、離婚を申し出る要件のひとつに「相手が不貞をした場合」があります。
確かにありますが、それは要件のひとつにすぎず、不貞イコール違法ではありません。
しかしたとえ親族や恋人だとしても、本人の承諾なしにパソコンや携帯端末を盗み読むのは、ほとんどの場合は法律違反です。

まあ、いまそれをいっても、亀裂が修復できるわけでもありません。
彼女とは過去に飼ってきた隷の中でも、最高の関係を築けました。
それだけで充分です。


いま私に隷はおらず、離婚もしたので男やもめです。
過去に何人もの隷を縛ってきた麻縄や淫液を吸ってきた道具は、いまは段ボール箱に入って押入れで眠っています。
今後、私が生きている間に新たな隷を飼うことがあるかどうかは、私にもわかりません。

人生、運とタイミングです。