盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

猫の日

2019-02-22 10:34:59 | にゃんころ
きょうは2月22日、日本では「猫の日」です。

メディアによると現在は「空前の猫ブーム」だそうですが、そんなものは江戸時代にもありました。
猫好きで有名な画家の歌川国芳がたくさんの猫の絵を描き、身近に猫がいることが当たり前の時代。
江戸には平屋の狭い長屋が多かったので、いわゆる室内飼いではなく外を自由に歩いていたと思われます。

いつも申し上げているように「ブームとは必ず終わるからブームという」。
捨てられたり手放されて殺処分になる猫も、減ることはないでしょう。

うちの黒猫「のらくろ」は、生後2ヶ月の時に拾った野良猫です。
名前の通り、野良出身の真っ黒な猫です。
私はいわゆる「ブランド」、つまり血統書のついた犬や猫は「好き」ではありますが「飼う」つもりは毛頭ありません。
これまで多くの猫と関わってきましたが、ただのいちども動物を金で購(あがな)ったことはありません。

まあ私とのらくろの話は後日ゆっくり続けるとして、海外では「猫の日」にあたるものがあるのか調べてみたところ、けっこうあるようです。

・8月8日 「世界猫の日」
 IFAW(国際動物福祉基金)が 2002 年に制定。
 「International cat day(インターナショナル・キャット・デイ)」と呼ばれる。
 ※日本の猫の日は 1987 年制定
 なぜこの日になったかは明らかにされていない。

・2月17日 「猫の日」
 イタリアで制定。
 「猫は7回生き返る」、つまり不死身の動物の象徴として 17 日(ラテン語表記のアナグラム)になった。

・2月26日 「ペット去勢・避妊の日」
 アメリカ各地の動物保護団体が制定。
 低料金の去勢・避妊の獣医を紹介するなど、行き場のないペットを減らす運動の一環。

・4月4日 「台湾猫の日」
 愛猫家団体「愛猫族連誼会」が提唱し、投票で4月4日に決定。

・5月19・20日 「猫祭りの日」
 ベルギーで制定。
 過去に「教会の高い塔から黒猫を投げ落とすと厄が落ちる」と信じられていた。
 現在では塔から黒猫のぬいぐるみを投げ、受け取った人に幸運がくると考えられている。

・8月1日から1ヶ月 「クチン・フェスティバル」
 マレーシア語で猫を意味するクチン市で 1986 年から開催。
 第1土曜日に盛大なパレードが開催されるなどで盛り上がる。

などなど。
この他の日に興味をお持ちの人は、図書館やネットでお調べください。


のらくろが私の膝に座って、パソコンの画面を観ています。
彼女の目には何が映って、何を考えているのでしょうか。