本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。
ハクサンイチゲを無性に観たくなった。焼石に行こうか鳥海、はたまた月山に行こうか迷ったが、
焼石は昨年の今頃に行ってる(記録はこちら)。しかもかなり混雑しているようなので、今回は鳥海にした。
なおハクサンイチゲが目的なので、それが生えていない山頂まで行くつもりは無い。
支峰の笙ヶ岳から御浜、御田ヶ原の稜線を歩いてみようと思う。
まずは山麓のにかほ市小滝から見た鳥海山。
今回の非合法マップ。
朝6時頃、鉾立に着いたら、日曜なのに思ったほど人は居なかった( (´π`;)焼石に吸い取られたのか)。
鉾立から見た鳥海山、奈曽渓谷。
白糸の滝 賽の河原手前から始まった雪渓
白糸の滝はいつになく水量が多かった。雪解けの真っ最中という証しだろう。
秋田山形の県境を過ぎたら、賽の河原のずっと手前から雪渓歩きが始まった。
今年は残雪の量が多い。六月も半ば近いと言うのに、
以前、五月末に登った時(こちら)よりも多いような感じだ。
こんなんでハクサンイチゲは咲いてるのだろうか。
いつものことだが、賽の河原(鉾立ルート)から御浜には向かわず、
河原宿(大平ルート)を越えて、長坂道稜線を目指す。雪渓は長坂道稜線まで続いてるように見えた。
朝8時頃、長坂道稜線に到着。
長坂道稜線から見た鳥海山本体
長坂道稜線から見た鳥海山本体
ハクサンイチゲはちゃんと咲いていた。
長坂道稜線から庄内側を眺める。
月山
稜線を西に歩き、笙ヶ岳を目指す。
こちらも稜線のところどころでハクサンイチゲが咲いている。
池塘の上に飛島。
こちらから望む鳥海山本体はきりりと引き締まった感じだった。
笙ヶ岳山頂手前から見た鳥海山本体。
笙ヶ岳山頂付近から見た鳥海山本体。
笙ヶ岳山頂から庄内平野を望む。
ハクサンイチゲの白い帯は笙ヶ岳の下の方にも伸びていた。
ここで超早い昼飯として、来た道を戻る。
雪渓に大きな亀裂が。
鳥海山本体に雲がかかり始めた。
雪形と言うよりも雪文字 。
通りかかった老人は「自分は、花と読んでます。」と。
長坂道稜線を御浜に向かう。振り返ると、左から笙ヶ岳、二峰、三峰が並ぶ。
御浜に到着。
鳥の海(鳥海湖)はまだ冬眠中だったが、手前のハクサンイチゲは見頃になっていた。
御田ヶ原では構造土地形上にハクサンイチゲが縞状に咲いていた。
なんか棚田のような風景だった。
今回は御田ヶ原の小さなお社で終点。
ハクサンイチゲはこれより先、八丁坂あたりを最後にパタッと無くなる。
同じ鳥海山なのに何故なんだろう。
帰りは御浜から賽の河原に直接下りた。
今回見かけたハクサンイチゲ以外の花も少し。
チングルマ
チングルマ ミヤマキンバイ
ミツバノバイカオウレン(コシジオウレン)
ミツバオウレン イワカガミ
以上。
今、昨日の写真整理中です。
昨日は山の上もけっこう暑かったです。いつもと少し違う花風景が見られました。
見事な群生ですね~すばらしいです。
今年も行ってきたんですね。
また楽しみにしています。
古い山記録の再アップで恐縮です。
実は昨日(6月22日)、同じ場所に行ってまいりました。
今年は例年になく雪が多く、行程の半分が雪渓歩きでした。
花の開花状況も本頁と少し異なっておりました(時期が遅くなった分、ハクサンイチゲは咲き進み、他の花も賑やかでした)。
同じ場所でも年によって違うものです。
後日、報告したいと思っております。