モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

初夏の森吉山。(2016年6月5日)

2020年04月29日 | 森吉山

スティホーム、脳内登山。本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものです。


このところ先週は太平山、その前週は真昼岳と近場で低いながらも割と脚力を要する山が続いた。

本来なら今回はもう少し遠くて難易度の高い山(例えば、神室山とか焼石岳など)に挑むつもりだったが、
思わぬ体調不良に見舞われたので断念。ゴンドラを使って楽に登れる森吉山にした。

2016/05/28 太平山山頂から見た森吉山 



朝早く出発したのはいいが、

ゴンドラが動き出すまでの時間調整で山麓の林を掻き分けてみた。

ヤマシャクヤクの花は数日前に終わっていた。



フタリシズカ                                                                                                 ゴンドラで一気に1170mの高みへ。

 


今回の非合法マップ。



森吉山は花の百名山に列せられる。

今頃の時期だと以前はシラネアオイの群生に圧倒された(こちら))が、

ゴンドラ山頂駅付近のシラネアオイ群生

 


今年はホンの少しだけ間に合わなかったようだ。

そして昨日か一昨日、猛烈な風が吹いたのか、花の傷みがひどかった。


オオバキスミレ                                                                                             シラネアオイ

 
 


それでも奇跡的に無傷に近い株を少しだけ。

シラネアオイ

 


アオモリトドマツの疎林を抜ける。
                                                 イワナシ
 


再びシラネアオイロードを進むと



ほどなくして稜線(石森の山頂脇)に出る。

ここからは向岳(森吉山の主峰)の眺めが素晴らしい。雪も少し残っていた。



ヒメイチゲ                              ミツバオウレン
 




ヒナザクラ                                                                                                   ショウジョウバカマ

 


稚児平まで登ったら、( ̄π ̄; 重大な落とし物をしたことに気づいた。
そのため、石森まで戻って探すが、落し物は拾えなかった。

森吉の名花チングルマは咲き出していたが、近づいてみると、花弁がかなり傷んでる。これも強風のせいか。

稚児平のチングルマ群生



チングルマのアップ。花が傷んでいる。




チングルマの相方的存在のイワカガミの開花はこれからと言うところ。

イワカガミ とゴゼンタチバナ



(´π`;)今回は山頂直前で引き返したりとアクシデントがあったものの

ゴンドラ駅からほぼ二時間で山頂に到着(無ければ一時間と少々か)。

森吉山山頂                                                                                          稜線上にある冠岩
 
 


山頂からの眺め。今日は雲量が多く、鳥海山や岩木山は見えなかった。

西側を望む。
左に阿仁避難小屋、右に森吉避難小屋が見える。

 

東側を望む。
左にヒバクラ岳(1326m)、右に小池ヶ原(1281m)の出っ張り。
右奥に八幡平もっこ岳、そして岩手山。 


遠く岩手山
 



冠岩から白子森、そして先週登った太平山を望む。




次はどこに登ろうか。


以上。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヒメシャガの咲く頃、太平山... | トップ | 今年のハッカクレン・第二報 ... »

コメントを投稿

森吉山」カテゴリの最新記事