本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。
秋田市の太平山は5月8日に登っている(こちら)が、二十日後の28日にもまた訪ねている。
花はあまり多くない山だが、今頃訪ねたのは、ヒメシャガの花を見ておきたいと思ったから。
太平山奥岳山頂から秋田市方面を望む。
非合法マップ(今回は旭又コースのピストン)
ヒメシャガは先週登った真昼岳のオサバグサ(こちら)とは違い、
登り始めるとすぐ、御滝神社の辺りから現れる。
この花の多い旭又コースの急坂には「あやめ坂」という名前がついている。
「ひめしゃが坂」としなかったのは、名前の響きや知名度を重視したからだろうか。
ヒメシャガは一応、アヤメ科アヤメ属だ。
あやめ坂 ヒメシャガ
ヒメシャガは花が綺麗なので園芸植物としても使われている。
野生品は低山の渓谷岩壁などに生育していることが多いが、
そういう場所では近寄って観ることが難しい。
太平山ではそれが登山道わきにいっぱい咲いてる。
初めて見たときはわざわざ植えたのかと思ったほどだ。
ヒメシャガ シシガシラ
ヒメシャガの次には羊歯の葉が目立って来た。
(先週、真昼岳でいっぱい見た)オサバグサかなと思ったら、本物の羊歯植物シシガシラだった。
古い記録では太平山にもオサバグサは有ることになっているが、
ヒメシャガのように登山道脇では会えないようだ。
地味な花ばかりだが、他の花も少し。
フタリシズカ
マイヅルソウ ユキザサ
チゴユリ ツクバネソウ
ウゴツクバネウツギ ブナ林中で咲いてたイワカガミ
上右のイワカガミはたぶん低山性のオオイワカガミだろう。
御手洗付近のブナ林は新緑から深緑に変わるところ。
ブナの芽だし
七曲を過ぎると森林限界。稜線には鮮やかな花が少し咲いていた。
シラネアオイ
途中のブナ林にもシラネアオイは有ったが花は終わっていた。稜線には新鮮なものが残っていた。
真昼岳同様、ここでもエチゴキジムシロに出会う。
エチゴキジムシロ
稜線で咲いてたイワカガミは先のブナ林中のものとはだいぶ印象が違う。
イワカガミ ニッコウキスゲ(蕾)
この山にはニッコウキスゲやコバイケイソウも生えているが、数は少なかった。
奥岳への最後の登り。
奥岳山頂に到着。
太平山奥岳はすこぶる展望のいい山だが、天気が好ければの話。
今日は晴天でまあまあの視程だった。山頂からの眺めを少し。
冒頭写真と同じだが、まずは西側、秋田市方面。
南に鳥海山。
南西方向。遥か遠く白雲の左に真昼岳、右に焼石岳の山並み。
遠く岩手山や秋田駒ヶ岳(右の三つコブ)。
森吉山
次はどの山に行こうか。
以上。
太平山って、秋田に行った時に、同じ名前の『太平山』と言うお酒があったような…🤔
お花綺麗ですね♡
お酒の「太平山」ありますよ。ムカシ一時期よく飲んでましたが、ここしばらくはより安価な美酒「爛漫」ばかりです(´π`;)☆\バキ
花は少ないですが、眺めはとてもいいお山。秋田市民にとっては宝のようなお山です。
私もブログを拝見した時に、シャガに目が
いきましたよ~
名前の知らないお花が一杯です
かなり高い山みたいですね
見晴らしのきれい事~気持ちよさそうですね
これからもよろしくお願いいたしますm(__)m
太平山の標高は1170m、麓からテクテク歩くので、山頂までは3~4時間、けっこう登りごたえのあるお山です。眺めは天気が好ければ最高です。昨年は奇しくも今日、4月29日に登っておりました(↓url)。
これからもよろしくお願い致します。
https://blog.goo.ne.jp/mouura2/e/81d4254a92d46a2518c5b909eab7b960
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きれいな景色、お花に癒されてます
マイヅルソウ、ヒトリシヅカ、チゴユリ、かわいいですね、初めて見ました、いつもありがとうございます💕
本来なら新しい山にドンドン登って報告する季節になってますが、今年はこんな調子なので自粛してます。
古い山歩き記録で恐縮ですが、今後ともよろしくお願い致します。