モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2009年11月中旬、東南植物楽園4(羊歯、椰子、芭蕉)

2021年02月06日 | 熱帯植物

(今朝の秋田市、新たな積雪は無く、気温も氷点上に上昇しているが、
代わりに除雪されていない道路の雪が腐れ、非常に歩きにくい。
クルマならば車輪が空転し、スタックする状況だ。雪は止んでも残っている限り、苦が尽きない。
引き続き昔の暖地の話題を。本頁は「東南植物楽園3」の続きである。)


南国というと、近頃の私は木性シダをイメージするようになった。

 



 


ここに多いヒカゲヘゴ Cyathea lepifera の幹は丸八模様が顕著だ。

暗い樹下には、
リュウビンタイ Angiopteris lygodiifolia




シマオオタニワタリ Asplenium nidus と重なったビカクシダ Platycerium の大株を見ると、
エチゼンクラゲを連想してしまう。

こんなのが一個、庭木についてたら、愉しいだろな。

 



ビカクシダと一緒に生えているのは、シマオオタニワタリだけではない。
 




青いフサフサは古典園芸植物のマツバラン Psilotum nudum ではないか。
鉢植え以外を見たのは今回が初めてだ。これも広義のシダ植物。 

ガジュマルの気根  
 


右上はスギナの一種と思いきや (´π`;)
ゴマノハグサ科のハナチョウジだそうだ。 

近くの大木にはデンファレが着生していた。 
今回、東南植物楽園でランの花を見たのはここだけ。

 


多くの方が南国をイメージすると思われる
椰子の木をリプライズ。


 

トックリヤシの行列。真夜中にはトコトコと動き出しそう。
トックリヤシ(モーリシャス原産)とトックリ婦人(秋田原産) 。

 


右上はトックリヤシモドキ Mascarena verschaffeltii
幹はトックリ状にならない。
 

サンカクヤシ Neodysis decaryi 。原産はマダガスカル 。




アレカヤシ Chrysalidocarpus lutescens

これもマダガスカル原産。茎は竹と間違えそう。
 
 

右上はなんてすらっとした椰子なんだろう。

ニューカレドニアフィジーノヤシ Veitchia arecina
 

パームガーデン

 



♪椰子のようでいて椰子じゃない 

オオギバショウ(タビビトノキ) Ravenala madagascariensis
バショウ科⇒ゴクラクチョウカ科。マダガスカル島原産。
 

この樹形なら台風ですぐ倒れてしまうが、
裏側を見たらしっかりと支柱があてがわれ、補強されていた。
 

いつのまにかバショウ科。

バナナ



この花もかつてはバショウ科だった。 

ヘリコニア・ゴールデン・トーチ Heliconia `Golden Torch'
(バショウ科⇒オウムバナ科) 

 


ストレリッチア(ゴクラクチョウカ) Strelizia reginae (バショウ科⇒ゴクラクチョウカ科)



折角の機会なので、トロピカルフルーツを食してみた。 
ココヤシの実のジュースとコプラ(種の周りの白い肉)。
コプラは醤油をかけ、刺身感覚で食べる。 




スターフルーツとドラゴンフルーツ。


どちらも思っていたほど甘くはなかった。



東南植物楽園5完」へ続く。


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