(本頁は「・・・花図鑑(5)晩夏~初秋1」の続きです。)
どこの山でもそうだが、真夏以降はキク科の花が多くなる。
大焼砂上部のノコンギクとミヤマアキノキリンソウ混生。 2023/08/23
ノコンギク Aster microcephalus var. ovatus 2023/08/23
ノコンギクは低地や低山には多く、高山ではあまり、いやさっぱり見かけないものだが、
秋田駒では多いように思う。何故だろう。
ミヤマアキノキリンソウ Solidago virgaurea subsp. leiocarpa 2023/08/23
ミヤマアキノキリンソウ 2015/08/16
(右上)ゴマナ。下の方にヤマハハコ、ミヤマアキノキリンソウ。 2017/09/05
ゴマナは低山から高山まで幅広く見られる。
ゴマナ Aster glehnii 2015/08/16
ヤマハハコ Anaphalis margaritacea 2015/08/16
ヒトツバヨモギ Artemisia monophylla 2015/08/16
(右上)ウゴアザミ Cirsium ugoense 2015/08/16
ウゴアザミ 2023/08/23
トウヒレン属の同定は難しい。
ひとまずイワテヒゴタイとしておいた。
イワテヒゴタイ Saussurea brachycephala 2015/08/16
(右上)ハンゴンソウ Senecio cannabifolius 2023/08/23
初秋に咲く花のラストはリンドウだ。
エゾオヤマリンドウ Gentiana triflora var. japonica subvar. montana 2021/09/01
【木の実】
高山の樹木の代表、ナナカマドは何故か写真を撮り逃がしていた。
仕方ないので他の木の実から始めてみる。
青黒い実を付けたこの木は何だろう。
クマノミズキだろうか。
クマノミズキ Swida macrophylla ? 2022/09/14
数は少ないが、キャラボクも生えていた。
キャラボク Taxus cuspidata var. nana 2022/09/14
横岳から大焼砂上部の斜面には矮性低木が多い。
その代表はコケモモとガンコウランだ。この場所ではどちらもドッサリと実をつけていた。
コケモモの実 2021/09/01
(右上)ガンコウランの実 2022/09/14
白い実をつけるシラタマノキは秋田駒ではあまり多くない。
私は横岳の稜線で少し見たきりだ。
シラタマノキ Gaultheria pyroloides 2022/09/14
地味な木の実を二種。
クロウスゴの紅葉と実。 2015/09/22
(右上)オオカメノキの紅葉と実 2015/09/22
オオカメノキの実は初め赤く、成熟すると黒くなる。
「・・・花図鑑(7)秋・紅葉」へ続く。
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