活字になった川柳など

日常と川柳
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川柳についての個人的意見

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2020-09-23 06:48:27 | Weblog

今週の予定 今日は午後フリー。住民センターへ行って本を借りる。将棋エッセイのアンソロジーも含まれている。明日は昼1230感染制御部ミーテイング、午後ワクチン外来、1715からオンラインで会議。金曜日は1220からICTラウンド。土日はフリー。

観る将棋 昨日は羽生九段と藤井二冠の王将戦挑戦者決定リーグ開幕戦を応援した。公式戦は藤井二冠が負けなしだったが今回は羽生九段が勝った。藤井二冠と一緒に落胆した。羽生九段は勝利を確信すると駒を持つ手が震えるようだ。最後の数手は震えで自軍の駒の位置がずれるほどであった。羽生九段は豊島竜王へチャレンジすることが決まっていてタイトル百期も見えてきている。藤井九段はタイトル三期獲得で九段昇段が決まる。二人の棋士の獲得タイトル数の差は今後どのようになるのであろうか?

川柳 定型論に関連して詩歌と基本音数についての論文を見つけた。中京大学教養論叢の1978年に発表された坂野信彦 なぜ五音・七音かー音数規定の謎を解くーである。別宮貞徳の講談社新書の日本語のリズム 四拍子文化論は1977年発刊であるがソフィアに1965年に書いた「日本の詩歌における五・七音の本質的意味:外国語への翻訳に関連して」は引用されていなかった。坂野自身が述べているように四拍子論については昭和に入り国語学者・音楽学者・心理学者も論文を書いているが特殊な専門誌に発表されていた論文は国文学者の目に触れない。私はGoogle Scholarを用いた検索によって論文を見つけ出した。坂野によると四拍子論の元祖は明治三十一年の高橋龍雄「五七調から七五調に変じたる理由」国学院雑誌4巻11号~5巻6号とかなり古い。

現代川柳 廃刊されたオール川柳4巻4号を持って来た。「正岡子規と川柳」という特集記事に注目した。子規は現代短歌・俳句の創始者と言えるが明治川柳は井上剣花坊(明治36年 新聞「日本」新題柳樽)の川柳点柳多留復興(柳樽寺派)=新聞時事川柳派と子規の弟子の阪井久良伎の柳社派(明治37年久良伎社柳誌「五月鯉」発刊)が併存したと考えるとわかりやすいような気がする。

休日の孫の笑顔を見て和む

コメント
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