26℃ 曇り 室内25℃湿度70％

週末の予定　今日は1040から本学で面接。1220からICTラウンド。明日は急病センター夜勤。日曜日はフリー。面接に備えてネクタイ、ワイシャツを持参した。本日締め切りの教員自己評価のファイルは提出済み。締め切りのある書類はすべて提出済み。

川柳　昨日のうちに10日締め切りの課題と誌上句会の宿題は清書して投函した。次は15日締め切りの雑詠。何度出しても掲載されない市民文芸は今年も落選。捲土重来を期す。公募川柳はこのところずっと入選もできていない。くさらず、あきらめずで努力は続けているのだが・・・そろそろ「きやり」投稿原稿のストックが少なくなってきた。月末締め切りの原稿と負わせて準備が必要だ。

読む将棋　3日発売のスポーツ雑誌に将棋特集というネットの記事を見て早速注文した。既に電子版でNumberを読んだ方も居られると思う。藤井二冠が表紙を飾っている。将棋観戦記者の本も面白いが棋士の書かれたもの、将棋を題材にした小説・ミステリーなど広く読んでいる。大崎善生さんは元将棋雑誌編集者で普通の小説の書き手でもあるが「聖の青春」や「将棋の子」も傑作である。赦す人の団鬼六伝や編集者T君の謎なども面白い。大崎さんのお父さんには大学で呼吸器内科学を教わった。

JSPP　日本小児呼吸器学会の略称。今年は年度大会が中止になった。私は小児科医になって初めての研修が旧結核隔離病棟のスタートだった。当時粟粒結核の子を受け持った。チーフの方の人柄に惹かれその後大学感染症班（ウイルス班）に入った。呼吸器感染症関連で学会の地区委員になり平成最後の31年に第51回日本小児呼吸器学会を主催した。（大崎さんのお兄さんの）旭川医大呼吸器センター大崎教授のお世話でパルスオキシメーターの臨床開発をされた中島進先生の教育講演をお願いした。原理を発明した青柳卓雄博士は本年4月84歳で亡くなった。

面接へネクタイ締める身嗜み

23℃ 晴れ（雨上がり）室内25℃湿度65％

今日の持ち物　お昼用にゆで卵とバナナを持参。インスタント焼きそばを食べる予定。午後は予防接種。昨日自分にも予防接種のお知らせが届いてきた。元々65歳の誕生日を過ぎたので肺炎球菌ワクチンを接種してもらうつもりだった。補助関係の書類だと思い開封せずに持って来た。ずっと以前大学にいた時（30年以上前か）に治験に参加した覚えがある。中国から来ていたR先生の接種部位がかなり腫れたことを思い出す。

２×２分割表と座標平面　ジョ・ハリの窓の図を見ての連想。２×２分割表はTP・FP/FN・TNを並べてカイ2乗検定（度数が少ないものがあればFisherの直接法）という統計手法が頭に浮かぶ。新興感染症ではGold Standaradを決めるのが難しい。コッホのPosturatesは動物の代わりに細胞培養からの核酸回収・シークエンスへ変更？検査法の評価は一致率を計算する。座標平面で象限は半時計周りにⅠ（+、+），Ⅱ（-、+），Ⅲ（-、-）、Ⅳ（+、-）と並ぶ。ジョ・ハリの窓はⅡに開放の窓、Ⅲに秘密の窓、Ⅰに盲点の窓、Ⅳに未知の窓が入る。未知というのは本人と当事者以外の第三者に見えるという意味あるいは将来見えるという意味なのだろう。

川柳　発掘した本。平宗星　繚乱女性川柳　明治以来百年を詠い継ぐ48人の知性と情念の世界　緑書房　1997.4.20　ISBN4-89531-677-7　桑野晶子さんのお名前もありますがきやりの社人というよりは札幌川柳社の作家という方が適当でしょう。「情念句の札幌川柳社」も大雄先生が亡くなって以後はそのキャッチフレーズは使われなくなりました。斎藤主幹は晩年大衆川柳の名のもとに愛好者を増やす努力を続けていました。先生の若い頃のキャッチフレーズは急行の止まる街に川柳会をというものでした。高齢化で休会、解散の吟社が多い北海道です。それより切実なのは旧国鉄、JRの不採算路線がどんどんバス転換されています。私の足だった愛称学園都市線（札沼線）も本学キャンパス駅以遠の非電化部分がGW前に廃線になりました。ここだけ文体が違っているのは何故？　

台所俳句男性も活躍

現場川柳子役にも句のヒント

建築へ老若男女力貸し

和の技術渡航してくる入門者

 

21℃ 雲間に太陽 室内25℃湿度50％

今日の予定　午後はフリーなので教員自己評価のファイルを完成させる。予防医療科学センターの紀要の実績報告もあるがそれぞれ様式が違うのがつらい。論文査読を記録するPublonsというサイトでは自動的にWeb of Scienceのファイルを引用している。ライフタイムportfolioの作成には学会報告も収載する医中誌の検索結果を利用するのも一法だろう。今回共著まで含めて業績を検索してお世話になった先生や同僚の事を思い出した。既に亡くなった方のお名前も・・・恩師の先生は引退時に業績集を出された。私は年末に発行される「今日の小児治療指針」の執筆が良い記念になる。

観る将、読む将　昨日はケーブルテレビで銀河戦（七月収録番組）を見た。藤井七段対稻葉八段戦で藤井現二冠が勝ちブロック最終戦の対羽生九段選に進出した。勝ち抜き数1位なので決勝トーナメント出場が決定した。ただしすでに決勝トーナメントでも初戦勝利が分かっているようだ。将棋世界の付録四段昇段の記セレクション（第2集）の電子版を買った。電子書籍は読むと言っても何となく雰囲気が違う。

川柳　習作準備中。本の山から大修館書店　池田弥三郎編　「ことばの遊びと芸術」が出てきた。西村享　末流のうた、鈴木棠三　文芸史とことばの遊びが川柳の参考になりそうだ。第40回現代俳句評論賞受賞作は外山一機さんの「星空と夕かげ」で穎原退蔵、その晩年のまなざしについてという副題がある。晩年の穎原が病床で俳句の文学性を論じた内容を掘り下げている。川柳に文学性を求めることはまれ大抵は大衆性が問われているような気がする。柳俳を小説になぞらえると俳句は芥川賞、川柳は直木賞？

精進を遊びと言われ黙り込む

評論をする学識を貯える

漱石は要らぬといった博士号

16℃ 曇り 室内24℃湿度54％

今日の予定　今日から九月。昼検食当番。午後はワクチン外来。沖縄の地理には詳しくないが柳友の住む地域の台風の被害が気になる。備えは十分とは思うが・・・

川柳　即吟練習帳は2冊すべてページを埋めたので今日から宿題の習作に取り掛かる。10日締め切りは課題3題各3句と誌上句会課題4題各3句、15日締め切り雑詠10句、25日締め切りは句会宿題３題各3句。公募川柳にも口調の良い定型句でチャレンジしたい。9月30日締め切りで800から2000字の川柳関連の原稿を書く。柳論については書きたいことはたくさんあるがアウトラインもできていない。

孫（5歳男児、東京在住）との会話　昨日はカミキリムシの英語の呼び方を聞かれ知らなかったので調べてみた。カミキリムシはlong-horned beetle,longicorn（ B）,longhorn Bなどというらしい。息子（二人の女児の父）は動物の英語名を覚えるのに絵本や図鑑を欲しがった。紋章やシンボルにも関心があったので近所の方から校章好きの坊やと呼ばれていた。東京の孫が遊びに来たら北大の総合博物館へ連れて行きたいと思う。大喜びでたくさんボランテイアの方に質問すると思う。道内居住の息子は行ったことがあるのだろうか？何度行っても楽しい。

読む将棋　これは棋譜や次の一手を読むのではなく将棋に関する本を読むという私の勝手な用語。平成30年7月号の将棋世界の付録の小冊子が良い。四段昇段の記セレクションで巻頭はシリーズ開始1992年11月号の三浦弘行九段「死ぬ気で掴んだ勝利」で巻末は2016年11月号藤井聡太現二冠の「師匠の言葉」。苦労人の今泉現五段の「ゴールラインはスタートライン」含めて26人のエッセイが掲載されている。書籍化されないだろうか？

即吟練習帳からの抜粋

読むはずの本はカバンに入れたまま　夫婦切り誰も遊びに来ない夏

変顔をしている孫の写真見る　熟慮してイエスと答え感謝され

裏切りを何度も許す母の情　もう勝負事嗜まず

気にかかることはひとまず脇へ置く　査読者は論理の穴を見つけ出す

偏屈を真っ正直と褒めて置く　安心を買うコストには気を使い