近所の道路のアスファルトの舗装面と側部のコンクリート部の境目にスミレかコスミレの園芸種を発見。
目立つところは誰かに花を摘まれてしまったが別の場所でも発見。
写真が悪い?申し訳ない。平日、人家の脇であまり長居すると“不審者扱い”される世の中ですから、
怖くてそそくさと。これでは種名までわからないな。
おっと、なぜ、こんなところにあるのでしょうか。
皆さんはこういう何か厳しそうなところに生えていると“ど根性”とかニュースにするのを聞くと思います。
でもそれは違います。もともと道ばたや石の隙間にも生える植物です。
これらスミレ科の植物の多くは種子に「エライオソーム」というものが付属していて
結果、蟻に運んでもらって広がっていきます。エライオソームはどうやら餌になるみたいで
蟻を誘いますが、種はあとでゴミとして巣から捨てられます。
結果、どこかの庭から園芸種も逃げ出す訳なのです。
そうそう、ど根性何とか?それは根性ではなく「適者生存」の結果なのです。
根性があったからではなく、その場所で良かったのです。または、そこでしか生きられなかった結果です。
感情論や擬人化すると真実から遠のいていきます。
気をつけましょう。