といっても本職の趣味の方々には、どこがですか?
と疑問符なのでしょうが。ちっともいい作柄ではないと。
以前はこの庭でも花も実も付いたのですよ。
斑も芸もきちんと出ていたし。でも今では…
何度かブログで書いたのですが、庭の環境が激変して、
戴いた万年青が日焼けを起こし、次の年は根腐れと
作落ちを繰り返して葉の数が減る一方だったのが、
遮光ネットの効果とこの8月の雨続きで気温が下がった効果が合わさって
なんと成長して葉の枚数が一気に増えてしまったのです。
普通は締めて育てるため肥料はやらないのでしょうが、
ここは力出してもらわないと活力剤を散布したことも一因でしょう。
栽培環境、生垣がなくなってしまったので遮光ネットで囲んだ。
鉢ハンガーでフェンスに掛けて通気性をよくした。
春の植え替えができなかったので、せめてむき出しになった根茎を富士砂で
覆った。本当はもっと大粒のもので覆いたかったが、入手できず、
大雨や水やりで流されて雑草の侵入を許す始末。根も飛び出してます。
ミズゴケあげたらという意見もあるけど…
中央の万年青の芋から吹いた子が立派な葉を展開。
葉にあまり芸が出てないけれどこれからかなと、同じ芋なんだし。
日射量が少なかったので白い筋の斑が何とか出た。
こちらは、遮光が不十分だったためか、斑が一部消えたり黄化したもの。
これも同じ芋からできたもののはず。
葉の芸は出ているのだけどね。
あと面白いのは、芋から吹いた2つの葉が、片方は斑がほとんど消えていて、
もう一つは半分以上が白斑になってること。
このまま親と違うように育つのか。楽しみ。
別の鉢をハンガーから外して全体像を見てみる。
やはり、一気に成長したため軟弱かつ間延びしている。
これが締まりがないと言われることか。
斑も黄化してる。
私は、子どもの頃にも万年青を植えていたことがあるけれど、
別に趣味でもなく、馴染みがあっただけ。
残念ながら、他のブロガーさんのような伝記や、栽培のコツは
説明できない。しようと思っても、雑誌『趣味の園芸』の
バックナンバーにあることとか、Web上の記事を引っ張る
ことぐらいだろうし。省略。
この万年青は義父が、持っていたものを嫁を通じて譲り受けたもので
なんとか枯らさずに増やしている。残念ながら嫁の身内では
観賞用植物の価値に理解を示すある人がおらず、関係も希薄であり、
引っ越し祝いとかで譲ることもできない。
万年青専門の人たちの技は動画で見ても大変だなーと感じるだけで
自分がやるとなるとまぁやめとこ。になってしまう。
若い頃から毎年、「万年青展」とか、ついでに園芸店で目に入るけど、
ものすごいお値段がついていることと、
植木鉢のお値打ちがすごいことばかり気になっていた。
私が子供の頃の万年青は田舎にあった普通の野生?種(盗掘ではないです!)
をもらってきたものだった。
今、植えてあるものは私には少し荷が重いのです。
だって捨てるわけにはいかないでしょ!
売るわけにもいかないし、人間関係めちゃくちゃで譲る人もいない。
ちなみに、同じく譲られたアロエは友人にあげちゃいました。
元株も残っているし希少価値もない品種で増えて困るので。
アロエはきちんと育っているそうです。
でも万年青栽培を押し付けるわけにはいくら友人とはいえと
困りものの万年青。これも増えるんだよなぁ。どうしよう。