塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イ・グノの抜けた穴、蔚山の来日

2012-12-04 23:46:31 | 日記
 アジア王者として来日する韓国の蔚山現代。

 このクラブにはジュビロとガンバで大活躍を見せた、あのイ・グノが在籍しているのですが、彼が古巣のガンバ
が降格したことを知ったなら、さぞかし驚くでしょうね。

 先日のやべっちFCの中で、名波浩氏は

 「イ・グノの退団がガンバにとって痛かった。」

 と語っていましたが、兵役義務さえなければこの韓国代表は今でも日本に留まっていたでしょうし、逆に蔚山か
らすれば大当たりの補強になりました。

 イ・グノと家長、そしてガンバが経験した2012年。

 このコントラストの強烈さは、サッカーの持つ残酷さを改めて僕たちに教えています。

 ラフィーニャを売却する一方、15試合で14得点を記録したレアンドロのように、ガンバがシーズン中にFW
の入れ替えを行いましたが、もし彼が残留していたならばこの移籍は無かったかもしれません。

 今日発売のサッカー・ダイジェストによりますと、サガンが既にヴィッセルの大久保に触手を伸ばしている模様
で、それはエースの豊田の移籍を見越しての動きでしょう。

 ガンバも遠藤は

 「お茶を濁す発言」

 で残留するかどうか悩んでいるようですし、ガンバが縦のラインをどう維持できるかでその陣容が大きく変化し
ます。

 今季加入した3人、レアンドロ、岩下、そして家長には他クラブからオファーが舞い込んでいる模様で、ガンバ
ファンは厳しいニュースを聞くことになるかもしれません。

 蔚山が勝利しイ・グノのニュースが流れれば、悲しみは更に倍増します。
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サッカーとアウトドア、環境に対する配慮

2012-12-04 23:35:03 | 日記
 サッカー観戦をアウトドアと捉えるならば、観戦の際にアウトドア・ブランドの衣類を着ることも今の時期
重宝します。

 長野市内では、モンベルにノースフェイス、そしてコロンビアなどは簡単に入手できますし、中にはティラク
やクレッタルムーセンを扱う店舗もあります。

 アウトドア・ブランドは当然

 「自然との共存」

 を目的にしていますから、各社は地球環境に負荷をかけない製品づくりを目指しており、中でもパタゴニアの
意識は高いですね。

 例えばナイキもジャージを再生ポリエステル、回収したペットボトルから素材を調達しているように、サッカー
ブランドも僕たちが知らないだけで、様々な環境への配慮を行っているはずです。

 ですから、各ブランドはこれらをもっと頻繁にアピールして一向に構わないと思います。

 中には

 「偽善だろう。」

 と懐疑の目を向ける方もいるでしょうが、そうした声に捉われる必要はありません。

 例えばアフリカのファンにとって、プーマがアフリカ・コットンでTシャツを作っていることを、心から感謝し
ているでしょうし、それは継続であり偽善ではありません。

 欧州でも最新のスタジアムには

 「雨水の再利用」
 「照明はLED電球」

 という形のものが増えています。

 車の利用を控えシャトルに乗る事も、サッカーで出来る環境への配慮です。

 お仕着せでは無く、自分の好きなことで環境問題を考える事、これもサッカーの魅力だと言えますね。
 

 
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コンフェデ杯の組み合わせが決定

2012-12-04 02:00:33 | 日記
 コンフェデ杯の抽選が終わり、日本代表はブラジルとイタリア、そしてメキシコと戦います。

 何故ならばこの3か国はいずれもFIFAランキングを上回り、同時にワールドカップの常連国だからです。

 ザッケローニ監督はエル・シャーラウイにデストロという新進気鋭のFWを揃えた母国イタリア、新監督に
スコラーリを迎えたセレソンと戦うことは、大きな意味を持つと考えるでしょう。

 一方で僕は案外、メキシコと戦えることが大きな遺産になると思います。

 昔から識者の間では

 「体格が日本人と変わらず、国内リーグの選手が占めるメキシコ代表は恰好のサンプル」

 と言われていました。

 メキシコは米国の影響が日本同様に強い為、野球やアメフトも随分人気があります。

 その中でもサッカーは群を抜いた人気があり、選手たちは高額のサラリーが保障され南米からも多くの選手
を獲得しています。

 今回のクラブ・ワールドカップで中米代表として来日するモンテレイは、昨年に続く出場という事でその力
を内外に示す形になりました。

 チリ代表のウンベルト・スアソが在籍していますね。

 またクルス・アスルもメキシコを代表するクラブで、元アルゼンチン代表FWセサル・デルガドは、この地
での活躍が認められリヨンに移籍します。

 イタリア代表として活躍したカモラネージのルーツもメキシコにあります。

 こうした深いサッカーへの愛着があるメキシコは、ロンドン五輪で金メダルを獲得し、選手たちの海外移籍も
多くなりました。

 1・代表選手の海外移籍
 2・活況の国内リーグ
 3・サラリーの金額

 こうした点を踏まえますと、日本との類似点も多く見習う点も多いのがメキシコです。

 13年の戦いは実りあるものになる気がします。
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モウリーニョ、孤独を恐れない精神

2012-12-04 01:52:13 | 日記
 モウリーニョはどうして「政敵」を作ることを避けようとしないのでしょうか?

 政敵が存在することは、自分自身の孤立無縁の状態に追いやることであり、窮乏した際に頼る相手、言いかえ
れば手を差し伸べる存在が身近にいないことになります。

 だからこそモウリーニョは、短期でクラブを移ることを生業としているのでしょう。

 レアルが2013シーズンをもって、このポルトガル人との契約を解除しますが、その別れ際にビッグイヤー
という、

 「手切れ金」

 をモウリーニョがもたらしたならば、ペレスに対する最高の皮肉になります。

 モウリーニョにすれば、自分の発言で周囲が動揺することよりも、

 「自分の発言が出来ない事」

 の方が不愉快なのでしょう。

 言い換えれば自分の発言を支持する選手だけが傍にいれば良いという考えが、根本的なモウリーニョの思想
だと言えます。

 全盛期は過ぎたとはいえ、エシェンが移籍した背景には師弟関係という範疇では収まらない、敬慕の念があり
ますね。

 大衆紙は大袈裟に掻き立てますが、少なくともセルヒオ・ラモスとイケル・カシジャスとの折り合いが悪い事
は確かなようです。

 加えて自身が獲得を希望したふたり、シャビ・アロンソとメスト・エジル。

 この2選手もモウリーニョの方針に疑問を投げかえていると言われています。

 「ベニテスを支持しない!」

 という痛烈な横断幕が舞う中で、チェルシーのファンはこの英雄が再びベンチに掛けることを希望するはずで
すが、パリから横やりが入るかもしれません。
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