フランス代表がアルジェリアやコンゴ共和国など、過去植民地政策を行っていた国にルーツを持つ選手が多くいる。
この点はよく知られています。
クロード・マケレレはコンゴ共和国
ジネディーヌ・ジダンはアルジェリア
がその代表でしょう。
つまり、中国代表のように無理やり(本人の意思は当然ありますが)、ブラジル出身選手を帰化させて代表招集する。
という荒っぽい形ではない
彼らも代表選手として戦ってはいるが、常に試合に参加しているわけではない
という面もあります。
おそらくインドネシア代表の帰化方針は、このフランス代表に近いのでしょう。
映画「愛人」の舞台である仏印インドシナのように、過去東南アジアでは
フランスとネーデルランドの影響が色濃い
シンガポールはイングランドの植民地であり、タイのように独立を維持できた国は例外的
という形でした。
インドネシアはそのネーデルランドの政策の下にあり、今回の帰化政策はこの
ネーデルラントとの関係性を活用
そのため、強引な方針とは一見すると見えない
わけですね。
フットボール・チャンネルは、インドネシア代表を要注意とみていますが、背後にはこの方針が見えてきます。
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