塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

名手ほど苦闘してきましたよね

2025-03-02 20:50:48 | 日記

 中村俊輔 横浜FCコーチ

 内田篤人 日本代表コーチ

 

 というように、本場欧州で戦い、日本との価値観の相違を知る指揮官が、学生たちに提言できる時代は、やはり価値がありますよね。

 

 それは上記の選手だけでなく、過去のJリーグプレイヤー、日本代表経験者が続々と指揮官、コーチ、スカウトに転身し、Jリーグの活性化を目指し、指揮官として選手を大きくしたいという気持ちもありますから。

 

 AC長野パルセイロの新指揮官である藤本主税監督も、長年プロプレイヤーとして戦ってきましたし、代表ジャージを着用したこともあります。

 

 学生や現在の選手たちに一番良いと思うのは

 

 名手は一日では生まれない

 むしろ怪我を克服すること、スカウトの目に留まることすらなかった過去の事実

 海外で浴びた批判の数

 

 を直接聞けることにあると感じませんか。

 

 特に中村俊輔は

 

 2002年ワールドカップ 招集対象の瀬戸際に立たされ、結果落選

 2006年ワールドカップ 代表の10番を与えられるが、体調の維持に苦戦

 2010年ワールドカップ 指揮官の岡田武史が、先発の座から降ろすという決断を下す

 

 というように、これだけの名手でも4年の歳月を適正に消化できませんでした。

 

 このつらさ、妻にも黙っていた点が多いと思います。

 

 今彼は当時の心情と心境を、ようやく吐露するようになりましたから、ぼくたちにも大きな提言が与えられていると思いますよ。

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アンダー20の世界で結果が出ても

2025-03-02 20:40:44 | 日記

 アンダー20ワールドカップ本戦をかけて挑んだ日本代表。

 

 結果は出場権を得たものの、4強でオーストラリア代表に敗北、彼らが優勝国となりました。

 

 この世代から台頭した選手は、指揮官の意向もありますが、A代表に招集される可能性も高く、下からの追い上げがA代表の常連選手に、新しい価値観を与えることも珍しくありません。

 

 若い選手の台頭は好ましい

 A代表の平均年齢は、過去のドイツ代表のように30歳ちかくあっては、満足に動けないものだ

 

 という感覚もありますしね。

 

 ただ、アンダー20で優勝し、頭角を現した選手を重用しても、ワールドカップやコパ・アメリカ、欧州選手権に優勝できるとは限りません。

 

 日本代表はアンダー20と五輪、A代表を監修したフィリップ・トルシエの時代、アジア杯で優勝し歓喜に沸きました。

 

 確かに見ていて日本代表の展開は興奮しましたが、むしろ

 

 世代間の融合もありはしたが、他国の戦術が古すぎる

 日本代表のフラット3は、アジアで確固たる代物であり、自意識過剰の面を芽生えさせてしまった

 

 という面もあったと思うのです。

 

 ホセ・ぺケルマンの時代、当時のワールドユースにおいてアルゼンチンン代表は幾度も優勝しています。

 

 しかしパブロ・アイマールやファン・ソリンなど、ぺケルマンが丹精込めて育てた教え子たちをA代表に引き上げても、大陸王者と世界王者には程遠い結果だったのは皮肉ですね。

 

 特に2006年のワールドカップは、ぺケルマンを敬愛するファン・リケルメを基軸にした4-3-1-2でしたが、後任の指揮官マラドーナはリケルメの展開が遅いと批判し、仲たがいする結果になります。

 

 それだけ世界王者の座はつかめないという証かもしれません。

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選手名鑑はシーズン開幕を盛り上げます

2025-03-02 20:28:46 | 日記

 昨日、僕はJリーグの選手名鑑を、開幕前ではなく敢えて移籍を完全に網羅できる時期に、刊行してはどうかとお話ししました。

 

 この提案に「浦和北欧路線支持派」様からご意見がありまして、賛同してくださいました。

 

 案外、皆さん僕と同じ感覚で選手名鑑に触れているのでしょうか。

 

 ただサッカーダイジェスト、エル・ゴラッソ、どちらの編集部も僕たちに指摘されなくても、出来栄えが完全ではない、言い換えれば「不備」な面がある点を承知で刊行していると思います。

 

 開幕前に選手名鑑を販売するのは

 

 1・ファンが当然待っているから

 2・シーズン開幕を告げる恒例行事だから

 3・なによりシーズン開幕の高揚感、盛り上げに選手名鑑の刊行で一役買いたい

 

 と考えているためですよね。

 

 サッカーダイジェストの姉妹誌である「ワールド・サッカーダイジェスト」は、冬の時期、メルカートを網羅した冬の移籍情報を、著名クラブを軸に本誌で特集します。

 

 ただサッカーダイジェストもサッカーマガジンも、そこまで編集のゆとりはないでしょうし、月刊である以上、改めて選手名鑑を再構築するよよりも、別の話題、クラブを絞って特集の方が、人気が出ると感じます。

 

 シーズンが秋開幕になる2026シーズンから、選手名鑑も刊行は当然ずれます。

 

 この形が編集部員の方の労働をどう変えるのかも気がかりですが。

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