塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

映画「勝手にしやがれ」を購入しました

2025-03-13 22:08:53 | 日記

 昨日、中古でジャン・リュック・ゴダールの作品「勝手にしやがれ」を購入しました。

 

 ブルーレイではなく、通常版のDVDですので1000円でおつりが来ました。

 

 冒頭3,4分ほど再生して視聴しましたが、ダイナミックさが冒頭から感じられ、なるほど1960年公開当時から大きな反響が得られた理由が、どことなく分かったきがします。

 

 FCバルセロナが2010年代、「ティキタカ」と呼ばれるパス・アンド・ムーブで大きな潮流を作り、昨年の欧州選手権優勝のスペイン代表も、マイボールを大切にしながらヤマルに代表される若い選手を飛躍させました。

 

 ただ、僕としてはナンバー1100号で中村敬斗が語るように、このパス・アンド・ムーブは確かにサッカーの基本ではありますが、プレイする選手の個性を相当制限するように見えます。

 

 つまりこの展開についていけない選手は、指揮官から見向きもされないと感じますし、むしろレアル・マドリードのように

 

 一直線にゴールに向かう展開

 パスをつなぐサッカーを、まどろっこしいと思うファンは一定数存在する

 

 ということを思うと、現在の日本代表は3-4-2-1のダイナミックさが、アジアでの戦いに有利に立つ理由ではいでしょうか。

 

 ダイナミックは逆に言えば「単調」というべきなのでしょうが、どちらの戦術でもすべては完璧に終わらないことが、サッカーの面白さにつながっている気がしますね。

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レアル・マドリード、チャンピオンズ・リーグに愛されたクラブ

2025-03-13 21:44:33 | 日記

 パリ・サンジェルマンとユヴェントス。

 

 優勝できそうで出来ないビッグクラブを無視する形で、常に優勝という主役を演じるのがレアル・マドリードです。

 

 優勝回数15回

 優勝回数2位のACミランは7回と、尋常ではない優勝経験を持つ

 

 それがレアル・マドリードです。

 

 ですから1998年ユヴェントスに勝利し、7度目の欧州制覇を達成するまでの空白期間、実に32年もあったとは誰も考えることができませんよね。

 

 その1980年代、レアル・・マドリードには

 

 スペイン代表 ミッチェル エミリオ・ブトラゲーニョ

 メキシコ代表 ウーゴ・サンチェス

 指揮官 ベニート・フローロ

 

 という著名な存在がいました。

 

 しかし皮肉にもスペインではヨハン・クライフの提唱する3-4-3の布陣と美しいサッカーで、世界中を感嘆させたFCバルセロナが大きな影響力を誇ります。

 

 また欧州では、ACミランとゾーンプレスという概念が従来の戦術を覆し、レアル・マドリードのような伝統あるクラブでさえ、置いてけぼり置いての状況になってしまいました。

 

 しかし、1998年の優勝の後に2000年と2002年に優勝を味わい、レアルは再度、欧州の主役となります。

 

 現在の指揮官、アンチェロッティは2014年遂に10度目の優勝をもたらし、ジダンの時代には3連覇、そして2022年と24年の優勝と、まさに「ミスター・チャンピオンズ・リーグ」のような存在ですね。

 

 過去ギャリー・リネカーは「最後のドイツが勝利する、それがサッカー」と語りました。

 

 それは現在「最後に必ずレアルが勝つ」という格言に変化した気がします。

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UEFAチャンピオンズ・リーグ、8強が出そろう

2025-03-13 21:36:42 | 日記

 UEFAチャンピオンズ・リーグのラウンド8のカードが決定しました。

 

 パリ・サンジェルマン対アストン・ヴィラは、4つの対戦で一番地味に見えますが、僕は一番面白いと思いますよ。

 

 2020年の準優勝が最高のパリ・サンジェルマンは、少なくとも1997年にカップ・ウイナーズ・カップという、大陸王者に輝いたことはあるんですよ。

 

 しかし、アストン・ヴィラは40年近く前ですが、1982年当時のUEFAチャンピオンズ・カップで優勝し、トヨタカップ出場のために来日、つまりパリ・サンジェルマンが是が非でもほしい優勝を、既に経験しています。

 

 パリ・サンジェルマンの産声は1970年、この時点で12年の歩みしかなく、フランスといえばマルセイユとサンティティエンヌ、ボルドーやカンヌのほうが当然老舗でしたからね。

 

 やはり、カタール資本の絶大な資金援助は、成り上がりと批判されても仕方がありませんが、影響は絶大です。

 

 そしてアストン・ヴィラの指揮官、ウナイ・エメリはパリ・サンジェルマンの指揮官だった時期があります。

 

 セビージャでUEFAヨーロッパ・リーグ3連覇

 卓越した戦術を浸透させる手腕は、スペイン時代から有名

 

 ということで招聘されましたが、欧州最高峰での戦いは優勝には至らず、エメリはパリを去ります。

 

 アストン・ヴィラの好調は、やはりウナイ・エメリという指揮官を招くことができたことが大きいと思いますが、ある意味肥大化したパリの居心地がよくなかったのではないでしょうか。

 

 案外ここでの勝利が、どちらにも決勝までの好調をもたらすような気がしますよ。

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ワールドカップ予選は、民主主義的はなかろうか

2025-03-13 21:24:38 | 日記

 コロンビア、中国、ブラジルにドイツ。

 

 これらの国は次回開催のワールドベースボール・クラシック参加のために、予選参加をしている国々です。

 

 その中で野球日本代表は国内で2試合の親善試合を組んだわけですが、彼らは前回優勝国ということで予選が免除されている、ということでしょうか。

 

 それとも決勝戦を戦った米国代表も同様ですが、本戦で上位の国は既に次回の出場が自動的に舞い込む形になっているのでしょうか。

 

 過去、FIFAワールドカップは

 

 1・開催国特権として、開催国は予選が免除となる。2002年の初めての共催の際は、したがって韓国と日本が適用となる

 2・前回優勝国も、開催国と同様に予選が免除されていた

 3・例えば1994年優勝国ブラジルは、自動的に1998年大会への参加が決定

 4・しかし2002年大会から、この制度は廃止となる

 

 というように、例え優勝国でも大陸予選を戦う必要が現在では当然となりました。

 

 僕はどんどん出場国が増加し、金儲けの手段としてのワールドカップは嫌ですが、少なくとも地区予選に関しては平等、民主主義的発想を維持していると思いますよ。

 

 バーレーン代表が日本代表と対戦しますが、彼らは国内リーグを中断してまで日本を撃破しようともくろみます。

 

 その日本代表も対戦相手によって、西アジア、南アジア、極東、そして日本と場所を移動し、いずれも屋外という共通の形で対戦します。

 

 野球のようにドーム球場という、当日の天候に左右されることのない競技とは異なり、当然芝生の感触や風向きなど考えることは多々ありますし、それ等は対戦国に等しく関係します。

 

 だからこそワールドカップ予選は、強豪国でも死に物狂いで戦う、そして本戦を目指すわけでイタリアのような伝統国ですら、2大会連続で予選落ちという敗北を味わっているわけですから。

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