面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

大局を見れない日本の癌・経済同友会

2021-05-14 21:02:34 | 経済
そもそも論として強調しておきたいのが「基礎的財政収支の黒字化」には何の意味もないということだ。歳出を税収の範囲内で賄ってもそれまでの累積債務が返済できるわけではない。1年に1兆円ずつ返済しても1000年掛かる計算だ。それ以上に均衡財政を強行すれば待っているのはとてつもない不景気だ。財界の団体なのにそれがわからない経済同友会は日本の癌としかいえない。また誰かの債務は誰かの資産なのだ。政府債務を返済してしまうと国民の資産も消えてしまう。正しい貨幣観がなくてよく大企業の社長などやれるものだ。商売とは求められる才能が別種のものだが、GDPが成長しなければ小さなパイを奪い合うことになるのだ。富は技術と労働と正しい経済政策があれば環境が許す限りいくらでも増やせるというのに . . . 本文を読む
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