ベトナムハノイで初めての入院
ハノイに住んで11年目、そりゃたまには「体調も崩す」
大体、4-5年に一度「会社を休まなければならないような病気」をしている。
今回は「日本のダメ医療のしりぬぐい」から始まった。
もう5年以上前から「背中に粉瘤」ができていた昨年日本で「パンチ療法」なる方法
で手術をした。「そこの医師曰く、再発率は5%以下だから心配しないで!と」
その後、帰国が叶い、2か月目、なんと早々と「再発した」
それを再手術すべく「ベトナム最高峰(資質や値段、サービス面での)」VINMECに行った。
手術日が決まり、手術当日。医師曰く「あなたは肺がん手術してるので、今回の手術でも
組織検査はしたほうがいいと?」 まさかここで言われるとは???
手術をして「組織検査結果もネガティブ」安心したのもつかの間、「今度は咳と痰が止まらない」
再度「VINMEC]へ、「日本ではやったことの無い呼吸器検査実施」その結果「肺が弱ってると」
(しかし私に言わせると、この検査方法がすこぶるファジー、ちょっとした具合で結果が大きく変わる)
まあ謙虚に「受け止め」1か月後の再診を予約し帰宅。しかしその夜、暑くもないのに「汗をかいて
嫌な感じで夜目を覚ます。嫌な予感で無理やり寝るが、明け方同じく目が覚める。」
もしやと思い「体温測定」38.6℃。。。
翌日から「市販の解熱剤(バファリン)」飲んで熱を下げ仕事に行く生活。
Hからは「医者に行くべき」との指示、しかし「薬を飲むと熱下がり、そのうちに上がらなくなる」というパターンで
今まで来たので、今回もそれを狙ったが? どうにも熱が下がらない。
Hから「叱責」され、ようやく医者に出かける。
(Hのアドバイスはいつも的を得ている。感謝である)
まずは「コロナと、インフルエンザ検査」幸いネガティブ。
しかし「担当医師の顔から冗談っぽさが消え」
*あなたの炎症反応は「正常上限値を20倍以上超えてる」
*肺のCTを取ったが「確実に気管と肺が【肺炎】を起こしている。」との事。
★「即、入院してください」との事。さすがに焦り、 入院を承諾したが
何の準備もしていない。ベトナムで当然一人暮らし。「GRAB」で通院した私は
まさか入院なんて予想もせず「何の準備もしていない」。仕方がない
「絶対にのみ忘れるなという薬を明日の朝の分までもらって、強引に帰宅」
翌日「無事に入院になりました」
ここの病院、さすが「インターナショナルクリニック」と言うだけあって、設備も値段も
インターナショナルでした。
*病室は全室個室、洗面、トイレ、シャワー完備、食事も「ベトナム、日本、韓国、欧米」の複数メニュー
から選択可能。
*しかし、看護レベルはやはり日本のほうが数段上でした。
*夜は何時まででも起きていられ、見回りもなし。(あれじゃあ、何かあってもナースコール押せなかったら
アウトかな?)
*注射の技術や、その他の段取りがやはり日本のほうが上。(点滴のための置き針に手間取っていたいのなんの)
しかしながら「医師の説明や、対応は日本よりも好感が持てる内容だった」
(よく聞てくれて、よく説明してくれる)
そして3日間で退院しました。(肺がん手術も2泊3日だったので同じ日数)
しかし未だ「すべてはクリアになっていない」
この肺炎?そしてそれは「肺がんとの因果関係があるのかどうか?」
肺炎になった肺は「画像が汚くて、判断できないと」3週間後の再検査を
予約した。この検査でようやく今回一連の「症状」の元凶がわかるかもしれない。
ただ「癌でない事を祈るのみ」