ベトナムハノイの優しいおじさん
先日、ちょっと上着をかけておいたり荷物を置ける「簡易ハンガー」のようなものを
ハノイの家具街「デーラータイン通り」に買いに行った。
お目当てのものを購入し、さて持ち帰り。 店員は威勢のいいアバウトっぽい女性で
適当にバイクの荷台にビニールひもで括り付けた。まあ近いからいいか?と
走り出したら200mで脱落。仕方ない自分の「ひもで再度固定」していたら
どこからともなく「ベトナム人のおじさんが?」
おそらく、「そんな、縛り方じゃだめだめ、俺がやってやるよ」と言っていたと思う。
おもむろに自分の家に入り「ビニールひもをもってきて、このハンガーを固定し始めた」
今までにないような固定のしかた。丁重に「お礼を言って」無事にアパートに到着。
荷ほどきをするとき気が付いた。私が固定した「ゴム製のひもはほとんど効いて無く」
あのおじさんの縛った「不思議な固定方法の1本のビニールひもがこのハンガーを固定していた」
事に気づいた。 すごいね!ベトナムの優しいおじさん。
(ベトナムの人は人が困っているとどこからともなく表れて、助けてくれる)
*バイクで転んでいる人がいると、ある人は「交通を遮断し安全確保」
ある人はバイクを越してあげて、ある人は人を助け起こす。ごくごく自然にそれを行い
無事と分かれば知らないうちに居なくなってる。すごく心優しい人たちである。
通販のダメさ加減や、至極アバウトな対応もあるけど、こんなこともベトナムでは
当たり前に行われている。