★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「変な病気」

2021-11-10 15:01:50 | ベトナム・ハノイ

「ばね指」・・・聞いたことがあるだろうか?

かれこれ1か月ほど前、朝起きると「右手親指に違和感があった」

改めて観察してみると「親指には関節が2か所ある」付け根と指の途中である。

その「途中の関節が何やら油切れのようなのだ」

伸ばす時には「まさにばねのように【かくっ】と一度引っ掛かるのだ」

最初は「引っ掛かるだけだったが、この曲げ伸ばしにだんだんと痛みが出てきた」

伸ばす時にも曲げるときにも「関節がスムースに動かず、よいしょ、という感じになった」

そして「曲げる時」も「伸ばす時」も「かくっ」となり、その瞬間「痛くなってしまった」

 こうなって判るのは「親指と言うのは、本当に地味だが普段重要な働きをしている」ということだ

コップを持つにも、食器を洗うのも、全て「親指あっての安定」なのだ。

 さすがに限界になり、本日かのベトナム高級病院「ビンメックの整形外科」にいった。

担当医師は症状を聞き「大変わかりやすい説明をしてくれた」

*「病名は【ばね指】」

*原因は「内科的なもの」もあるが、直接的には「使いすぎ」

*したがって「レントゲンも検査も必要なし」

*治療法は3つ

①飲み薬(消炎剤)  90%がこれで治るとリハビリ(温かい湯の中で指を曲げ伸ばすが、決してねじったり、押してはいけない)

②後の8%は、ステロイド剤を関節に注射する。(1回で治る場合もあるが大体3回ぐらい注射が必要)

③後の2%は「手術」

ということである。大変明確でわかりやすかった。できれば「すぐに改善したかったのでステロイド剤の注射」をお願いしたが

ま、まずは薬を飲んでみましょうということになった。

 この病院は「行けば1TR」(行くだけで100万ドン【5000円ほど】かかる)と言われるが

本日は薬までで800,000vnd(およそ4000円)だった。

 サービスは徹底しており「予約制で、日本人には日本語ができるアテンダーが最初から会計、薬取得」まで

ずっとついてくれる。個別に保険があれば「それにも対応してくれる」 医療の質は判断できないが

日本人が医療を受けるには「大変便利な病院である」

 実は自分は「この病院で癌手術後の定期検診、肺炎での入院」などお世話になっている。

良くも悪くも「ベトナムらしい病院だが、治療費は全て保険適用外で欧米並みだ」

患者は外国人と「お金持ちのベトナム人」のようだ。

 年を取ると、体に思わぬ「故障」が生じるものだ。

そんな時、ベトナムでうまくやっていくには「このような出費は覚悟しなければならない」

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