「ばね指」・・・聞いたことがあるだろうか?
かれこれ1か月ほど前、朝起きると「右手親指に違和感があった」
改めて観察してみると「親指には関節が2か所ある」付け根と指の途中である。
その「途中の関節が何やら油切れのようなのだ」
伸ばす時には「まさにばねのように【かくっ】と一度引っ掛かるのだ」
最初は「引っ掛かるだけだったが、この曲げ伸ばしにだんだんと痛みが出てきた」
伸ばす時にも曲げるときにも「関節がスムースに動かず、よいしょ、という感じになった」
そして「曲げる時」も「伸ばす時」も「かくっ」となり、その瞬間「痛くなってしまった」
こうなって判るのは「親指と言うのは、本当に地味だが普段重要な働きをしている」ということだ
コップを持つにも、食器を洗うのも、全て「親指あっての安定」なのだ。
さすがに限界になり、本日かのベトナム高級病院「ビンメックの整形外科」にいった。
担当医師は症状を聞き「大変わかりやすい説明をしてくれた」
*「病名は【ばね指】」
*原因は「内科的なもの」もあるが、直接的には「使いすぎ」
*したがって「レントゲンも検査も必要なし」
*治療法は3つ
①飲み薬(消炎剤) 90%がこれで治るとリハビリ(温かい湯の中で指を曲げ伸ばすが、決してねじったり、押してはいけない)
②後の8%は、ステロイド剤を関節に注射する。(1回で治る場合もあるが大体3回ぐらい注射が必要)
③後の2%は「手術」
ということである。大変明確でわかりやすかった。できれば「すぐに改善したかったのでステロイド剤の注射」をお願いしたが
ま、まずは薬を飲んでみましょうということになった。
この病院は「行けば1TR」(行くだけで100万ドン【5000円ほど】かかる)と言われるが
本日は薬までで800,000vnd(およそ4000円)だった。
サービスは徹底しており「予約制で、日本人には日本語ができるアテンダーが最初から会計、薬取得」まで
ずっとついてくれる。個別に保険があれば「それにも対応してくれる」 医療の質は判断できないが
日本人が医療を受けるには「大変便利な病院である」
実は自分は「この病院で癌手術後の定期検診、肺炎での入院」などお世話になっている。
良くも悪くも「ベトナムらしい病院だが、治療費は全て保険適用外で欧米並みだ」
患者は外国人と「お金持ちのベトナム人」のようだ。
年を取ると、体に思わぬ「故障」が生じるものだ。
そんな時、ベトナムでうまくやっていくには「このような出費は覚悟しなければならない」
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