夢風庵の日々

夢風庵としてのものづくり活動は諸事情から終了しました。
日々の事々をちょこっと書いていきたいと思います。

宮川香山 没後100年特別展

2016-08-11 11:25:50 | おでかけ
こちらは7月のお出かけ、大阪市立東洋陶磁美術館にて宮川香山展。
会期が長いと油断して行きそびれることが多くなってきたこの頃、駅に貼られているポスターを見て、行きたい行きたいと思いながらもなかなか足を運べず、7月に入ってようやく行く事が出来ました。



通っていた小学校が北浜、高麗橋の近くにあり(都心部の人口減少で2つの小学校が統合されて、母校の敷地跡に新しく開平小学校としてスタートしています)、中之島あたりは放課後友達と遊びに行ったり懐かしの場所。



最近は写真撮影オーケーのスペースや作品があるのでその分だけアップ。



これでもか!の緻密さ。









カメラの腕が悪く、細部がうまく撮影できなかったのですが、時にユーモラスなカエルたち。





ある時期からはやや装飾過多で「すごい!」とは思うけど、見てるだけでお腹いっぱいという感じの作品は好みから離れますが、大好きな蛙、蟹の表現はただただ見惚れるばかり・・

触りたくなるくらいの肉球と耳、たまらないポーズの猫。
動き出しそうな蟹。

どれくらいの失敗作の上にこれらの作品が残ったのだろうと思うと、集中力と職人魂、恐ろしいほどの執念を感じます。

最近は図録を買わなくなったので、ポストカードを数点。
蟹は先の作品の方が好きなのだけど、そちらはポストカードになってなかったのか見つからなかったので。







帰り道、何の実だろうと思ったのですが・・・







椿の実がこんなに大きいとは知らなかった








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2 コメント

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Unknown (京都で定年後生活)
2016-08-11 13:03:46
こんにちは
暑いなかの宮川香山展お疲れ様でした。
明治の超絶技巧の作品に私も驚きました。
欧米向けの輸出作品が多いようですね。
当時の日本人の美的感覚からはかなり飛び跳ねていたでしょうね。
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京都で定年後生活さま (夢風庵)
2016-08-11 18:15:03
技法や工程、釉薬の種類とテストピースの数、考えただけで頭くらくらします。
日本の技術を海外に見せつける目的もあったでしょうが、より高く深くを追求し続けたんでしょうね。
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