食べ物に心残しつつ、府庁を後にし岡崎方面へ。
京都市美術館別館で開催されている、日本写真家協会創立60周年記念写真展「おんな」―立ち止まらない女性たち1945-2010―に行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/f6/31576fd47aa2e2d39fa15164fb026707.jpg)
写真芸術を追求する写真教室に入会してしまった身としては見ておかねばと思っていましたが、なかなか行けず最終日ぎりぎりに行くことができました。
成り行き上とはいえ、撮るからにはいい写真を撮りたいというのはありますので、素晴らしい作品に接することは大切です。
ぽんさまも書いてはりましたが、高度成長期以降の写真より戦後から昭和30年代頃の写真に強く心魅かれます。
画面から女性や子供たちの生活感、息遣いが聞こえてきます。
玉音放送に涙する女性、抑えられた表現ゆえに強く心に訴える被爆した母と子の姿。
引き揚げてくる息子や夫を迎える女たち。
戦争が終わり、これからどのような時代が来ると当時の人たちは期待したのか。。。
こんな手があるのかというくらい農作業で荒れた若い女性の手のアップ。
農作業の合間に土間の上がり口に腰掛けて、あわててご飯をかきこむ農家の嫁。
秋田で新規入植する人たちの集団結婚式の様子。
このあと10年後にはすべての夫婦が入植地を離れたという記述に過酷さが伺えます。
都市部ではあこがれの職業目指し、社会進出。
先へ先へ、上へ上へと目指した時代。
その先に何を求めていたんでしょう。
モノクロ写真は見る側の想像が入り込む余地が多いだけ、画面以上の何か、撮影者の思いがダイレクトに伝わる気がします。
京都市美術館別館で開催されている、日本写真家協会創立60周年記念写真展「おんな」―立ち止まらない女性たち1945-2010―に行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/f6/31576fd47aa2e2d39fa15164fb026707.jpg)
写真芸術を追求する写真教室に入会してしまった身としては見ておかねばと思っていましたが、なかなか行けず最終日ぎりぎりに行くことができました。
成り行き上とはいえ、撮るからにはいい写真を撮りたいというのはありますので、素晴らしい作品に接することは大切です。
ぽんさまも書いてはりましたが、高度成長期以降の写真より戦後から昭和30年代頃の写真に強く心魅かれます。
画面から女性や子供たちの生活感、息遣いが聞こえてきます。
玉音放送に涙する女性、抑えられた表現ゆえに強く心に訴える被爆した母と子の姿。
引き揚げてくる息子や夫を迎える女たち。
戦争が終わり、これからどのような時代が来ると当時の人たちは期待したのか。。。
こんな手があるのかというくらい農作業で荒れた若い女性の手のアップ。
農作業の合間に土間の上がり口に腰掛けて、あわててご飯をかきこむ農家の嫁。
秋田で新規入植する人たちの集団結婚式の様子。
このあと10年後にはすべての夫婦が入植地を離れたという記述に過酷さが伺えます。
都市部ではあこがれの職業目指し、社会進出。
先へ先へ、上へ上へと目指した時代。
その先に何を求めていたんでしょう。
モノクロ写真は見る側の想像が入り込む余地が多いだけ、画面以上の何か、撮影者の思いがダイレクトに伝わる気がします。