夢風庵の日々

夢風庵としてのものづくり活動は諸事情から終了しました。
日々の事々をちょこっと書いていきたいと思います。

目指せ!ぬか床10年物

2014-10-28 08:00:00 | おいしい生活
今までも何度かぬか漬けに挑戦してきましたが、手入れが行き届かず1年でダメにしてきました。

桃ちゃんもいるし、もう(入院以外に)長期に留守にすることもないので再び挑戦。



国産無農薬米のぬか床をお取り寄せ。

やはり最初はしょっぱいし、酸っぱさもきつかったけど、徐々にぬか漬けらしい味になってきました。



今度こそダメにしないようにお手入れして、昆布や米ぬかを少しずつ足していって、好みの味に近づけて、目指せ10年20年物のぬか床。

このぬか床を買ったお店の方のアドバイスによると、2キロくらいの少量のぬか床はまぜすぎてもダメなんだそうです。

毎日の野菜の出し入れだけで十分らしいです。

前はほったらかしと、まぜる時はこれでもかというくらいのまぜっかえしの繰り返し。
間違ったお手入れをしてたんですね。






桃ちゃん、クンクンの先には

2014-10-26 17:50:38 | 桃便り
お散歩中はあっちでクンクン、こっちでクンクン。



いろんなとこに首を突っ込んではクンクン、よそのわんこのおちっこ跡をクンクン。
道端、排水溝、ありとあらゆるところをクンクンします。

たまに、クンクンの先にこんなのがいたりします。



このところよく見かけます。
毒持ってんじゃないの?ぺろぺろしちゃダメだよ~






木の感謝市

2014-10-19 22:56:08 | おでかけ
またまた遅いアップですが、先日お知らせした千本銘木商会で開催された「木の感謝市」に行ってきました。

銘木師中川さんの(面白い)お話を聞きながら、人の寿命などをはるかに超えて生きた杉や欅などの銘木を拝見。









撮影NGなのですが、中川さんの御祖父様が購入なさった、今では手に入れることの出来ない貴重な樹齢1000年の屋久杉大盤に触れてパワーをいただいてきました。

その他にも貴重なものを間近で見せていただくことができました。

欲しかった木のスプーンは2日目だったのですでに売り切れ、まな板も残り少なく、残っていたものは私の今の手の力では重すぎた・・・

でもこれがありました!
吉野杉と桧の角皿。



ちょうど和菓子に合う大きさのお皿がガラスのお皿1枚しかなかったので、これからの季節に活躍してくれそうです。

手の痛みがなくて握力が戻ってれば、テーブル作りにも参加したかった~







日本の風景

2014-10-13 12:14:10 | おでかけ
もう終了してから少し日が過ぎてしまいましたが、京都高島屋グランドホールで開催されていた川瀬巴水展に行ってきました。



大正から昭和にかけての日本の風景が木版画の手法で写しだされています。
名所旧跡は別として、あそこがこんな風景だったのかと、ほんの100年足らずの間にここまで変わってしまったかと驚かされます。

「江戸」は歴史の世界、別世界という気がするのですが、昭和の東京・大阪(大坂と表記されている)などは昔々とは思えないのに道頓堀などはすでに別世界。

日本全国を旅し、多くのスケッチを残し、木版画も600点を超えるそうです。
雪と月が印象的ですが、何気ない風景に配置された人の姿が懐かしさを増幅させます。

下絵の水彩画でももう作品として成立されているのですが、各工程の職人さんたちの力でしょうか、やはり版木に写し何度も刷重ねたものは色の深みが違って見えます。

試し刷りと本刷りされたものを比べると、好き嫌いは別として、版元である渡邊庄三郎氏が選んだものはなるほどなと思わせます。










桃ちゃん、日本犬

2014-10-05 12:07:16 | 桃便り
畳でくつろぐ桃ちゃん。



不動産屋さんにこの部屋を案内してもらった時は畳の部屋があったのですが、犬を室内飼いするという事で、入居時には傷のつきにくい固いフローリングに変わっていました。

これは前の家でも使っていたユニット畳です。

畳のない生活に入ってもう長く、数年前足を痛めてからは椅子生活しかできない。
いったん地べたに座ると、立ち上がるのは生まれたての仔馬状態。
それでも歳と共に畳の感触が懐かしく、小さなスペースでいいので、こちらを敷いています。

桃ちゃんも畳でゴロゴロが好きみたい。




オンシジウムとリンドウ

2014-10-04 12:05:11 | 閑話
花を飾って



黄色い花はオンシジウムというラン科 の植物だそうです。
花は小さいながらも優雅です。

そして竜胆。

雑貨屋さんで買った瓶や大きなコップ、ガラスの花瓶にボソッと入れるだけ。

花を飾る時、入ったお店やよそのお家で本当にセンス良く飾られてるのを見ると、お茶お花をやっとけばよかった~と思う事がこの歳になって多々あります。
お免状をいただくとか師範になるとかは関係なく、楽しみとしてやっておけばセンスも磨かれたのではないかと。

お散歩や散策での通り道、古いお家の玄関にほんまにいい感じの一輪挿しが掛けてあり、庭からその朝に切り取ったであろうお花や木の枝が、これまたほんまにいい感じにひとつぽつんと活けてある。

色んなものを身に着けて、そのうえで削ぎ落として辿り着く世界に憧れます。
歳を重ねて初めてわかること。

20代の頃に親にお茶お花ぐらいは習っとけと言われ少しは通ったのですが、諸事情から1年足らずで面白さを知る前にやめてしまい、それからは全く縁のない生活でした。

歳をとって、好みや興味の対象がガラッと変わり、まさか学生時代を過ごした京都に戻り生活する日が来るとは思いもしませんでした。
ずっと東京で生活するかなとも思ってたし、人生どうなるか本当にわからない。



兄弟が上3人男(生きて生まれることの出来なかった子も数えると4人とも男)、5人目で初めての女の子という事で、親はいろいろ習い事をさせたかったみたいですが、男の中で育ったため、女らしさに欠け、興味の対象も性格も男性寄りになってしまい、女の子がするお稽古事が苦手でことごとく反発。

茄子の花と親の意見には千に一つも無駄がないという言葉。
全てが無駄なしとは思いませんが、今になってわかる、恵まれた環境の時になんでやっとかなかったんだろうという後悔。

今はまだ通勤疲れでお休みの日はグタグタですが、リタイア後は今度こそ出来る事から挑戦したいです。