夢風庵の日々

夢風庵としてのものづくり活動は諸事情から終了しました。
日々の事々をちょこっと書いていきたいと思います。

京菓子展 2020 京都伊勢丹会場へ

2020-11-08 15:00:55 | お菓子な生活
京菓子展 2020 手のひらの自然 − 禅 ZEN

毎年決められたテーマで公募される菓子展、今回は6回目です。
デザインのみと実作とがあり、入選したデザインは和菓子職人の手によって実際に作っていただけるのです。
(実は私も色々関連した講座に参加して、デザインで応募したいなと思っていましたが・・・
毎年行きたい行きたいと思いながらも、本会場の有斐斎弘道館、特別会場の旧三井家下鴨別邸も、土足で上がれない段差のある会場なのであきらめていました。
今回サテライト会場として、京都御苑 中立売休憩所とジェイアール京都伊勢丹2階の特設会場の2か所で展示されることになり、 これならいけると行ってきました。

京都伊勢丹会場です。













5点でしたが生で見ることが出来ました。

弘道館、旧三井家下鴨別邸と違って呈茶はないのですが、2つセットになったもの2種類お持ち帰りが出来ます。
迷いに迷ってこちらの方を・・・



やはりお菓子は現物を見て、それからいただいて完成。
自己流でお茶を点てて・・・お菓子とてもおいしかったです。
ホッとする時間です。



いろいろお菓子の説明していただいたのに、帰った頃にはすっかり頭から消えて・・・
羊羹にクルミ?とカリッとしたポン菓子?だったかな?いただいてからも時間が経ってるので、作者の方間違ってたらごめんなさい
やはりメモ取らないとダメですね。


落雁「禅メディテーション 無有 MU/YU」も購入。

 

一目見た時に、学生時代に描いた、鉛筆で描く黒白グラデーションの課題を思い出しました。

他にも京菓子展特別商品が販売されています。

平日だった事もあり、京都駅周りも伊勢丹も、昨年の同じ時期とは比べ物にならないくらい人が少ない。
バス停に行列がない。



昔に比べて穏やかな気候の日々が少なくなっていますかね。
合服を着る機会がぐっと減っています。
この過ごしやすい穏やかな気候がもう少し続きますように・・・







弥生の頃 2019 京都・和菓子の会

2019-08-30 11:30:00 | お菓子な生活
なんと3年ぶり??に復活開催された京都・和菓子の会に。



今回は壬生寺塔頭の中院。



1962年の火災で11あった塔頭が焼失し、唯一残ったのがこの中院だそうです。



今回のお菓子は京都鶴屋さん。



“壬生菜”を使用した名物の屯所餅、この何倍もの壬生菜を使用するという和菓子の会の希望に応え、何回も何回も試作を重ね、苦労して作り上げたお菓子です。
ヨモギ餅や草餅などと違って、熱い生地に生の壬生菜を混ぜ込んでいるそうです。
なのでシャキシャキした歯触りが残ってるんですね。
透けて見える淡い緑が美しく、鶏卵素麺もワンポイントで、おいしいお菓子でした。
参加させていただいた3席目の菓子の銘は「青音の春ーあおねのはるー」
お正客の陶芸家諏訪蘇山さんと次客のお友達の方が考えてくださいました。
お茶席って、ほんとにいろんな分野の知識教養がないと、亭主が客をもてなすために作り上げた世界を理解し、本当に楽しむことが出来ないなと思います。
出来るうちに茶道のお稽古に少しでも通っておけばよかった~。
外は寒く境内の桜の開花もまだでしたが、室内は暖房器具のすぐ横で暖かく、桜を描いた屏風が飾られ、しっかり春の雰囲気でした。





内部の撮影はNGでしたので、記憶だけ。
掛け軸の代わりの書・・・書かれている言葉忘れた。
ペンを忘れ、メモを取り損ね、帰るまで覚えてるだろうというのが甘かった。
「聚」という文字だけ覚えてるのですが・・宝聚なんとかやったかな・・・
自分の記憶力を過信してしまいました(^^;
そして東山魁夷の絵が2点!!
今回も椅子を用意していただいて、端の席で社中の方々が横に座られていたので、茶杓の事とか少しお聞きできてよかった。

今回会場に入れるか不安やったのですが、お寺の塔頭ならもしかして高齢の方も上がられることもあるかも・・・で、やはり足が少し悪くても上がりやすいように高い段差が解消されていました~。



写真には写ってないのですが、ちゃんと手すりも付けられていました。



patisserie Tango de Chat Noir(黒猫のタンゴ)さん

2017-08-13 11:00:00 | お菓子な生活
ようやくお店に行くことができました~

手作り市でおなじみ patisserie Tango de Chat Noir(黒猫のタンゴ)さん。
手作り市にず~っと出店、いつも見ている年季の入った看板です♪



ソフトクリームも始めはったので、猛暑が続く夏の日々、このディスプレイはつい足を止めてしまいますよね。

白が基調のすっきりした店内、さりげなく置かれたディスプレイが温かい雰囲気です。
(ごめんなさい、写真かなりブレて使えませんでした)

お馴染みのボンボンシュセット、チョココーティングのものは手作り市では暑い夏は並べられないし販売できるものも規約で限られているので、シューなども、冷蔵のショーケースのある実店舗でしかお目にかかれません。



お客様がソフトクリームを注文しはったので、私もマンゴーソフトクリームを注文、すぐ食べてしまって写真撮り忘れ(^^;
おいしそうなものを前にするとつい写真忘れてしまう・・・

やっぱりシューも食べたかった!
小さいイートインスペースがあるので、そちらでコーヒーといただきました。
これも写真撮り忘れ(^^;

シューがカリッとしていて実に私好みでした。
カヌレがなかったのは残念やったけどまた今度。

自宅用と差し入れ用にお馴染みの日持ちする焼き菓子をゲット。


最寄りのバス停は4号系統のバスが止まります。


営業時間が変わったりイベント出店で臨時でお休みの時は、FBページやブログでお知らせしてはるので、チェックしてから行かれると安心です。







Tango de Chat Noir(黒猫のタンゴ)さん、お店オープン

2017-02-28 22:00:00 | お菓子な生活


上賀茂手づくり市でおなじみの、Tango de Chat Noir(黒猫のタンゴ)さん



素敵なパティシエさんですよ~。



手づくり市に足を運ぶ大きな目的のひとつがTango de Chat Noirさんのお菓子たち。





どれもおいしいので、いつも迷うのです。



その黒猫さん、ついに、ついにお店オープンです!!





京都市北区上賀茂向縄手町41番地1 リンツ北山1F
まだお店の方には伺えてないので、お店の写真はTango de Chat Noirさんから拝借しています。


黒猫さんとは、私がまだ手作り市の出店者側だった頃、新風館の手作り市で初めて出会いました。
おやつに買い求めたお菓子がおいしかったのです!!

その後も時々手作り市でお会いしていたのですが、私が足と手を悪くして、車がないので手荷物出店や立ちっぱなしの手作り市にはもう参加することが出来なくなって、少し足が遠のき・・・
今度はお客側で手作り市を覘くようになって、いつも黒猫さんのお菓子を楽しみにしていたのです。
私が手作り市から撤退してからも、彼女は雨の日も風の日も雪がちらつく日も、暑い日も寒い日も出店を続け、しっかりお客さんの心をつかみ、ついにお店を開きました。
当時は知らなかったのですが、しっかり専門学校で基礎を学んではったんですね
納得のお味です。

毎週月・火、第4日曜日が定休日です。
イベント出店などでお休みすることもあるので、ブログFacebook等で要チェック。



市バスなら4系統で「上賀茂小学校前」が一番近いです。

お勧めはたくさんあるのですが、私のお気に入りはカヌレとボンボンシュセット。
こちらボンボンシュセット、プラリネと白いのがカシスとオレンジ♪












風散歩 ラストは雨林舎さんと凡蔵さん

2015-12-30 15:30:00 | お菓子な生活
今年のお出かけ今年の内に

主なものだけでもアップしておかねば・・・

風散歩、久しぶりに雨林舎さんへ。
写真撮り忘れたのですが、カレーをいただいて、懐かしい漫画を読んでのんびりした時間を過ごしました。

そして、今年のゴールは最初から決めていた凡蔵さんへ。
日持ちする焼きドーナツと久しぶりの蔵出しカステラ。



ゴールの賞品が、こんなにいただいていいのかしら・・・の太っ腹。
おいしい、サクサクのチーズクッキーいただきました。



今回は初めてのお店と何回も行っているお店と・・・・
もう少しいろいろ回りたかったのですが、スタートが遅くてあっという間に会期が終わってしまいました。

ただお店はいつでも行けるので、また気になったお店は訪ねてみたいと思います。





秋の御茶会 和×ハーブ

2015-11-02 17:00:00 | お菓子な生活
このところ1か月に1~2記事アップできればいい方・・が続くうちにもう11月!
今年もあと残り2カ月、朝夕すっかり足元が冷えるようになりました。

少し前の話になりますが、10月17日にたま茶で「秋の御茶会」が開かれました。

和菓子にハーブティー、抹茶にケーキという東洋と西洋の融合を楽しむというテーマの茶会。


畑の周りに自生していたというススキ。



秋の実りを器に乗せて。



まずはじめにハーブティーの説明から。
今回は「まばゆい光」という8種のハーブのオリジナルブレンド。



眼にいいというアイブライト、前回いただいたマローブルー、ローズヒップ、ローズヒップと相性のいいハイビスカス、デトックスにもいいヘンネル、ベルベリー、リラックス効果のレモンバーム、粘膜を再生する効果のあるマリーゴールド。

先にお菓子をいただきます。銘は「もみじ」



茶道の作法でハーブティーを入れるのは初めてだそう。



ハーブティー、いただいてから写真を撮ってないのに気が付いて、ほんの少し。
和菓子の後口の甘さとさっぱりした爽やかなハーブティーがとてもよく合っていました。




抹茶にはたま茶さんお手製のココアとアニスのパウンドケーキ。
たま茶農園のマリーゴールドの花びらをぱらっと散らします。
色合いがパッと鮮やかに明るくなります。

ウォルナットや桜の木のプレートはたま茶店主さん作。
写真撮り忘れたのですが、いろいろ使いやすい工夫がされています。



お点前は裏千家、とても素敵なお嬢さん。
20年以上お茶をなさっててもまだまだですとおっしゃっていました。
お茶の世界、一生まだまだなんでしょうね。



作法を教えていただきながら、質問に答えていただきながら、和やかな雰囲気で楽しく、お茶とお菓子と秋の始まりのひと時を過ごすことができました。



6人のお席だったので、6客の器をご用意してくださいました。













もうかなり細かいことは忘れているので、詳しい内容はこちらで・・・











たま茶さん「花火茶会」

2015-08-26 11:00:00 | お菓子な生活
上賀茂神社での和菓子の会は写真ブレブレ、メモを取り忘れ・・・で細部の記憶がほぼ消えた頃にブログを書いたので、ほとんど内容をお伝えできなくて申し訳ありません

そのあとに参加させていただいたもう一つの茶会があり、これも早く書かないと記憶は山の彼方に~~
携帯のテキストメモに少し記録してはありますが、単語のみ、入力ミスもあり、だんだんわけわからん状態に・・・

この「たま茶」さんというお店、前のお家での桃ちゃんとのお散歩コースのひとつにあり、お店みたいなのができるな、何のお店かな??と思いながらなかなか開店せず。
お店の正体が分からないまま引っ越して、もう前を通ることもなくなりました。
工事が長かったのも頷けます。一部を除き、木工の作家さん、ガラス工芸の作家さんでもある店主さんたちご夫婦ご自身で、お友達の手も借りながら、少しずつ改装なさってたんですって
そして素敵なハーブティーのお店に。(お店の外観撮るの忘れてた

茶会のテーマは花火。「花火茶会」です。



お店のハーブを使ったお菓子を提供してくださったのは御菓子丸さん。

日菓という名前でお二人でも活動、面白い着想と意匠で、お茶の時間を楽しくさせてくれるお菓子をたくさん作ってはります。

ハーブと和菓子、どんな世界を見せてくれるのか楽しみでした。



いい感じに改装された室内。

この中身だけになった時計も楽しい。



いいなぁ。お庭。



猿もいます。




お茶会の始まり。
まずはマロウ水をいただきます。のどにいいというハーブ、マロウを水出しで。



だんだん花が開いてきて、まぜるとこんなきれいな色に・・・





レモンを絞りいれると・・・





淡い淡いピンク色に・・・



夜空に開き、変化する色を楽しませてくれる花火のイメージです。

そしてお菓子が運ばれてきます。



竹の器、皿、菓子楊枝は木工作家さんでもある店主さん制作。
お皿はきちんと角を取ってあるんです。
菓子切はお土産にいただきました。またお家で使わせていただきます。



ワクワク紙のふたをとると・・・3つの花火玉!



導火線もついています。なんて楽しい趣向。

ういろうのお菓子は3種。
それぞれレモンマートルとルイボス、ラベンダー、カモミールを使ったあんが入っています。
ハーブとあんこ、優しい味でとてもよく合っています。



続いて「羊の時」という7種のハーブのオリジナルブレンド。



ジャーマンカモミール、レモンバーム、ラベンダー、ローズヒップ、パッションフラワー(トケイソウ)、スペアミント、リンデン(たぶん・・・ ^^;)



こちらはホットでいただきます。
道具も可愛い。



いくつものハーブを組み合わせることによって、味がまろやかに優しい味になります。




次のお菓子はハイビスカスの寒天と甘夏の琥珀。





ハーブはたしか・・・「気ままな夏」というオリジナルブレンドにチアシードを浮かべたもの。



とてもきれいだったのに、写真がぼやけてしまって残念。
シードのプチプチが花火がはじけるイメージだそう。




ガラスの器は店主さんの作品。






ラストは「陽だまりの午後」(なぜか写真見当たらずメモだけがある)
無農薬在来種のほうじ茶が入ったブレンドです。
ジンジャーが入っていて、秋冬はもちろん夏も冷房で冷えた身体をやさしく温めてくれそうです。

人の多い所が基本苦手。
打ち上げ花火大会なども見に行かなくなってかなりになりますが、真夏の昼下がり、テーブルの上の花火の世界を楽しませていただきました。









和菓子の会「祝・上賀茂神社式年遷宮~葵の菓子を愉しむ」

2015-08-19 22:38:38 | お菓子な生活
ほぼ2か月前、和菓子の会「祝・上賀茂神社式年遷宮~葵の菓子を愉しむ」が、修復事業を終えたばかりの重要文化財、上賀茂神社客殿にて開催されました。



本殿、権殿、日本一長い8メートルの1枚板!に描かれた絵馬を特別参拝、解説していただきました。







藪内流の立礼式。
3回ともそれぞれ違った和菓子なのですが、花咲おばさまとご一緒の回で千本玉寿軒+佐々木酒造さんのコラボの和菓子。



終りの頃、気がつけばしぇるさまもご参加でした。

写真がブレブレで使えないのが多く申し訳ありません。



この和菓子の会、参加できない時もあるのですが、いつもすばらしい室礼と興味深い面白いお話で、お茶の作法を知らない私でも、堅苦しくなくお茶とお菓子を楽しむことができます。







インフルの妖精が舞い降りた

2015-02-20 22:45:00 | お菓子な生活
先週いきなりの高熱で1日ぶっ倒れ、次の日の朝病院に行くとインフル陽性
ワクチンは打ってたんですが、やられましたの。

発症48時間以内なので、吸入のお薬を処方していただき、診察も精算も、お薬も近くの院外薬局の方がわざわざ持って来てくれはって、鼻の粘膜を取るために最初に入った採血室の奥ですべて済まし、院内うろつかずにさっさとお帰りを・・・とのこと。

大人の場合は学童と違って法がなく、熱が下がれば出勤するかどうかは自身の判断で、強制的に出勤停止にはできないそう。
会社も来られて、ウイルス巻き散らかされても迷惑やろうし、ウイルスが体内から消える発症から5日経過するまでお休み・・・という事で、月曜から金曜日まではウイルス飼ってるんでアウト、土日は会社休みなので、丸々1週間のお休み。

今週休み明け、たまりにたまったお仕事の山
ようやく片付きました・・・


ぶっ倒れる前にいろいろ人の多い所をうろうろして、その時ウイルスいただいちゃったんですね。


バレンタインに向けてのチョコのイベントスペースでゲット



熱が下がってからゆっくりいただきました。

「Dari K」さんと「亀屋良長」さんのコラボ。
カカオ豆の皮をぼうろ生地に混ぜた焼き菓子です。

もう片方はお店の名前は忘れたのですが「じゃり」と言う名のチョコ。
見た目本当にじゃりですが、食べるとチョコ。
どんな時も甘いものは癒されます。







町家ショップらりぃ、1軒目はマルク・パージュさん

2013-10-27 11:58:00 | お菓子な生活
洛中洛外風散歩、町家ショップらりぃ2013。
ようやく先日スタートできました。

1軒目は「マルク・パージュ Marque-page」さん。
地下鉄なら丸太町、市バスなら府庁前が近いです。



素敵な外観。
中も素晴らしいんですよ。



この辺りって場所がわかっていれば気が付くけど、暖簾が上がってなくて、ガラス越しに中が見えないと通り過ぎてしまいそうなくらいお店~って感じがなく控えめに主張。

初めてのお店で買うことが多いのがチョコのケーキとモンブラン。
今回はチョコの方を・・・



チョコレートケーキが甘ったるすぎて胃にもたれる感じだと他のケーキもちょっと・・・というの所が多いのですが、こちらはほど良い甘さでおいしい



こちらは洋梨のケーキ(だったと思う・・・アップが遅くなったので記憶があいまい



中でいただくこともできるので、次回は落ち着いた空間の中でゆっくりのんびりケーキとコーヒーをいただきたいです。