先日
京町家・風の会例会、町家であそぼ!「おうちで火鉢」に参加しました。
会場は
京都ペレット町家ヒノコさん。
別の目的もあって一度行きたかった所なんです。
火鉢はお餅を焼いて食べたいがために、実家で眠っていたのをマンションに運んで使っていました。
もちろん京都にも持ってきたのですが、桃ちゃんが来てからはまだ火を入れていません。
京都の商家で火鉢のある部屋は・・・とか、火鉢のそばに座るご主人がお茶を入れる相手は誰かとか・・・
そして、火鉢の灰に番茶をかけて乾かす、ふるいにかけるの繰り返しでしっとりした舞い上がらないいい灰ができる(こら、まったく知りまへんでした~)・・という
あまねさまのお話を聞きつつ、本番の火起こし。
別にこんな古代の道具で火を付けるわけやないですよ~。
こんな道具もあるってことでご紹介。これは舞切りやったかな?
今回いろんなお話をしてくださったヒノコの櫻井さんのお手本の後、数人が挑戦したのですが、これ結構難しい。
七輪に火を入れます。
炭を入れ、たきつけに乾燥した杉や松ぼっくり、カヤや丸めた新聞紙を入れます。
小さなお嬢ちゃんもお手伝い。
着火
風を送りながら炭に火が移るのを待ちます
これはこたつ。
昔の掘りごたつにはこんなのが入ってたんですね。
おやつなどをいただきながら
火の入った七輪で焼きおにぎり
風を送りつつこんがり
炭火の焼きおにぎりは最高です
みりん干しも
締めにマシュマロ
後半食べてばかりでしたが、火の暖かさって、なんでこんなに心地いいんでしょう。
今年は火鉢に火を入れましょう。
(あ、またもちで太る・・・

)
もう一つの目的は、こちらで扱ってはるペレットストーブを拝見したかったのです。
めでたく希望のお家が見つかって、終の棲家へ引っ越しができれば、ペレットストーブと囲炉裏テーブルを置きたいんですよね。
薪ストーブが憧れだったのですが、メンテや扱いが少し難しそう・・・で見つけたのがペレットストーブ。
おみやげにいただいた、燃料になる木質ペレットのサンプル。
木質ペレットは森林の間伐材や、製材工場から発生する木くずや端材などから作られる再生可能な資源です。
日本は海と森林資源に恵まれた国でした。この資源を大切に生かさないと・・・
間伐材の利用は、森の再生の手助けになります。
説明によると「木質ペレットの燃焼時に発生する二酸化炭素は、樹木が成長する際に吸収した二酸化炭素だけなので、
結果として大気中に二酸化炭素を増加させることはない(これを、カーボンニュートラルという)」だそうです。
クリーンなエネルギーです。
私自身は特別自然派ではないですが、いいものは使っていきたいと思うのです。