秋、ムラサキシキブのかわいらしい実の色はなんとも言えぬ奥ゆかしい紫色です。湧水町のブルーベリー畑の株の間に生えていた小さな苗を昨年春、宮崎市の2坪ばかりの庭に移植しましたが、それとは別にえびの市の知人からいただいた鉢植えの株を玄関前の植え込みの一角に植えました。それが倍くらいの大きさ(高さ50センチほど)に伸び、このほどピンクの小さな花を付けているのを発見しました。
よく見ると、花が終わった枝もあり、そこには青い小さな実をつけています。今は梅雨のまっただ中、本格的な夏はもうすぐ、といったころですが、植物はもう秋の準備を始めていことに妙に感動を覚えた6月最終日でした。
ピンクの花をつけたムラサキシキブ