中区小町になるのか、ちょっと気になっていたお店。
「たこバル 善じ」
バルはいいけど、頭に「たこ」がついている。
「鮭」専門店とか「鯛」専門店が広島街なかにあるようですが、そんな類の専門店なのかな。
店の前のボードには「今宵はゆっくりタコを」と。
タコは、好き。
マンションみたいな建物の1F、ちょっと奥にあるのが入っていいか気になるが、思い切って入る。
ご夫婦かな、男女二人がされているお店。
どこかご家庭のキッチンとダイニングっぽい雰囲気を持つ。
カウンターに座る。ええと。ビール。
あ!晩酌セット系。
たこ焼きがある。
ドリンク2杯とたこ焼き6個と小鉢2品で1,600円か、
よろしいのではないでしょうか。
AとBの差は、サラダを取るかたこ焼き2個を取るか、か。
たこ焼き食べたい。
広島に来てからたこ焼きをまだ食べていないのではないか。
高知でもそんなに食べていないけれど。
8個パックくらいって、おやつ以上主食以下みたいな感じで食べどころが帯に短したすきに長し感があるのです。
SAに寄ったときとか、「高見のたこ焼き(高知のローカルたこ焼きチェーン)」でたい焼きと一緒に買ったりするくらいかも。
あとお祭りみたいなときか。
あ、かわいい。
たこマグネットで「Bar」と書く遊び心、イエスだね。
ビール到着。
それほど時を置かず、小鉢も。
レンコンの揚げたやつと、シイタケの煮物かな?
ぱく。ひょお。
違った。なんだこれ。
つるりとしてかつぷるんぷるんしている。
ミミガー?・・・・・・・・・・・・・あ、タコ?ひょっとしてタコ?
くにくにとおいしい。噛む作業が楽しい。
紙メニューもあるけれど、黒板にもメニュー。
(タコ以外メニューもあるけれど、タコの支配率が高い)
「たこ煮(頭)」って気になるな。「たこdeがんす」も。
たこ焼きが来る。
ひとつひとつは割かし大きめ。
と、あ、ビール一杯目飲み干しちゃった。
いやあのタコ(たぶん)が冷たくて味が沁みていて、ムシマルのグルメ細胞を刺激していたのだ。
そこに、レンコンの衣揚げか衣焼きですよ。
根菜の固いようでぽっきり砕ける食感&衣のクッション性がどこかでなんだかタコのツルリとの対比になって、
えらいスピードで酒が進んでしまった。
ビール…じゃなくてじゃあ次は梅酒をー。
むほっとなる。
タコが縁日のレベルをはるかに凌駕する。
ムシマルは縁日でタコの入っていないたこ焼きを食べたことがある。何個か入りの中に1個だけだったけど。
タコと焼きとの比較でいうとこんな感じ。
梅干しと梅干の種くらいの比率、はいいすぎか?
でも桃と桃の種くらいの比率はあるような。
衣部分(っていうのかよく知らない、小麦粉とかでできているとこ)は柔らかい、パリパリ系ではない。ふっくらと焼き立てだ。
12個は一人で食べることができる。いや、それはマストで、それ以上ももちろんいける。
あともう一品食べたくなる。
「すいません、たこ煮(頭)をください」ってお願いすると。
「あなたはもうすでに食べていましたよ」きゃー。
いや、上記表現は言い方が違うというか誇張だった。だが事実だった。
要するにムシマルが一番最初にシイタケかと思ってタコのなんかだと思いなおして食べていた小鉢が「たこ煮(頭)」だったのだ。
大将さん「どうされますか?」被ったから気にしてくれての問いかけなのであろう、しかし
「いや、さっきのおいしかったし、それで」初志を貫徹するムシマル。
滔々と出てくる「たこ煮」。
あ、ボリウムはさっきの倍くらいかな。
カイワレのあしらいは彩りだけでなく風味にも影響していてこれもいいですなー。
ちょっとピリリと緊張感って感じ。
うわーい。
いやー気持ちいいお味。
2,200円とかそのあたり。
たぶんまた行くと思います。
たこドリア、たこdeがんす、たこ天もみたいけれど、タコヤキは譲れないかも、とかそんなことを考えながらなのです。
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