小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

セキューリティーという厄介な代物を考える:

2013年07月13日 | 社会戯評
セキューリティーという厄介な代物を考える:
何でも、インターネットを活用する上では、確かに、セキューリティーと言う代物は、誠に厄介なものである。直近では、グーグルのメール共有無料ソフトを利用していたために、官公庁の通信のやり取りの記録が、第三者に、公然とみられかねない事態に陥ったとか、何とも、お粗末な話であるが、必ずしも手放しでは、一笑に伏す訳にもゆかないのが、今日の問題点であろう。兎に角、ガチガチに、ガードを堅くすれば、海外出張などの時には、設定を変更したりしないと、国内のネット・ワークに、アクセスできなかったり、結構、不便なものである。そうかといって、ホテルの備え付けのPCから、公然と連絡する訳にもゆかず、誠に、不便極まりないものである。CIAの盗聴工作ではないが、今や、そんなことに、一々、驚いては居られない現状がある。顔写真、一つをとっても、それをアップした途端に、何かの拍子に、自動的な顔認識システムから、個人情報が細かく、知らぬ間に公開・照会されてしまうのが、今日のシステムである。ましてや、FBに、一度、メール・アドレスが、登録されれば、いつの間にか、知らぬ間に、海外から、何やら訳の分からぬ怪しげな高額の仕事の引き合いが、突然舞い込んできたりもするのが落ちである。一体、幾つのパス・ワードを管理していたら良いのであろうか?アルファベットの大文字・小文字・数字・記号などの複雑な組み合わせでの暗証番号も、秘密の質問も、そうそう、覚えきれるモノではない。それにしても、意味不明な見ず知らずの人からの突然の友達リクエストやメールでのオッファーやら、少なくとも、既に、どこからか、砂が、指の間からこぼれ落ちるように、間違いなく、個人情報やセキューリティー情報が、抜けているのであろう。もはや、その前提は、個人情報が何らかの形で、抜けているという事実を直視しながら、対応して行かないといけない事態になっているのであろう。既に、自分の知らぬ間に、被害者から、加害者役へと変身させられているのかも知れない。もはや、アンチ・ウィルス・ソフトだけでは、難しいのであろうか?全く、何とかしてもらいたいものである。素人が安心して、使えるようなものが、実際、欲しいものであるが、どうやら、今となっては、難しそうである。