別れの朝 ～その１～

長女みいが夏休みに入ってから


急に朝保育園で別れるのを時々嫌がるようになった


長男あさお。


月曜日は少々咳がひどく鼻水もあったので、


病院へ行って少々遅れての登園。



先生に挨拶を済ませ、朝の用意。


・・・を全くせずに皆の方に注目するあさお。


母：「じゃあ、おかあさん帰るし。」


あさお：「あ、だめだめぇ！！」


大急ぎでこちらに来る。


母：「じゃあ、お布団しまっとくから、用意し！」


気の散るあさおをなんとかうながし、とりあえず終了。


・・・だが、歯ブラシを既に消毒に出したらしく、


先生：「じゃあ、先生と歯ブラシ持って行こうか。」


と言われた時に気付いた。


ΣΣ(￣□￣;)



布団ケースのポケットにパジャマと帽子以外に


・・・ここに着てから替えようと思っていた布パンツのあったことを。




ああ、多分落としたよ。


１階の帽子を出した時に。



母：「パンツ落としたんで、ちょっと探してきます。」



先生に説明しつつパンツを探しに行く。


そして反対方向から歯ブラシを持っていくあさお＆先生。



母がパンツを見つけて教室に戻る２人の所へ


パンツを渡して去ろうとした途端、


あさお：「あ、ばめぇ～！！！」


あさお：(*;´д`)



・・・半泣きだ。



母：「じゃあ、パンツ履き替えるの待っとくわ。」


・・・と少々引き伸ばした母。


つづく。