少々いつもより遅めの登園になったあさお。
朝の用意が終わる頃には皆
『マイム・マイム』
を踊っていた。(なんで?)
それに気をとられていたのか、
母:「あさお、じゃあね、ばいばい~!」
と言った母の言葉を聞いているのか?
とは思いつつも帰ろうと階段を降り、
下駄箱を出て、園庭の途中で知り合いのお母さんと
ちょっと話していたら・・・。
先生:「ほら、ママいはった。」
「ままぁ~、ままぁ~!!!」
振り返るとなぜかあさおが
他所のクラスの先生に抱っこされ、
涙を一杯にしていた。
結局最後は、
母:「ほら、きいちゃん見たはるで。」
母:「格好良いお兄ちゃんと泣き虫のお兄ちゃん、」
母:「どっちがいい?」
あさお:
「・・・かっこいい おにいちゃん。」
あさお:
( ̄^ ̄゜)
と言わせて
(先生が抱っこしたままで)
バイバイした。
その日の夕方。
泣いていた事を担任の先生の前で言うと、
先生:「えっ?あさおくん泣いてたん?」
・・・どうやら階段を下りたことも気付かれていなかったらしい。
先生:「ごめんな。先生全然知らんかったわ。」
先生:「どうもすいません。」
母:「いえいえ。」
結構気付いてないって事あるんだね・・・。
母も全く追いかけている事気付いてなかったし、
『ママァ~』なんて言う事あるなんて
知らなかった。(笑)