運動会の数日前のこと。
曇り空ではあったものの置き傘もおいてあったので
傘なしでみいを送り出す。
7時半を過ぎても起きなかったあさおを
この日一番に起きたきいを抱っこして起こしに行く。
母:「ほら、あさお!朝やで!!」
あさお:
o(__*)Zzz
母:「ほら、起きて!!」
その時、窓の外から
(/□≦、)ウワァァァーーン
とか細い泣き声が・・・。
慌てて寝ている息子を放って玄関へ行く。
「ウワァァァァン」
玄関の外で声がするが・・・声の主はみいに間違いない。
母:「どうしたん?こけたんか?」
母:「はやくドア開けて入っておいで!!」
なかなか入ってこないみい。
きいを抱っこしつつなんとかドアを開けると、
みい:
。・゜・(´口`゜)゜・゜・。
大泣きのみい。
みい:「もう、いややぁ~。」
みい:・゜・(ノД`;)・゜・
母:「どうしたん?どこが痛いの?」
答えないみいにイライラしつつ、
見ると顔以外に膝から少々血が。
しかしもう近所の子供と集団登校の集合場所へ
行く時間が来ていて母はドキドキ。
母:「ほら、今バンドエイドするから。」
母:「痛かったら先生に言い。」
とりあえず顔には傷薬を塗り、
膝には消毒してから傷薬と絆創膏。
母:「もう皆待ってはるからほら。」
泣きじゃくる娘を無理矢理追い出して登校させた。
そして夕方。
みい:「ただいまぁ~。」
帰ってきたみいの連絡帳をみると、
担任の先生からの記入が。
どうやら泣きながら登校したらしく、
おでこも打っていたので保冷材で冷却したらしい。
母:「学校行く時もずっと泣いてたん?」
みい:「うん。」
母:「その顔見て、誰も心配しんかったん?」
みい:「うん。」
・・・いや、それは多分ないだろう?
絶対
『どうしたん?』
って聞かれたと思うよ。
・・・
3・4日後の娘。
現在は
母:「かさぶた剥がしたら跡が残るで。」
母:「絶対触ったらあかんで。」
みい:
「うん。」
・・・という返事だけで、
すでにかさぶたの殆どがなくなり、
新しい皮膚が赤く見えております・・・。