今朝のこと。以前に“消えた年金”の相談された方から電話があり、「先月の年金に渡辺議員のアドバイスで遡って振り込まれました」と朗報が届きました。戦前に軍需工場で働いていた僅か2年間の掛け金ですが、1度は諦めたことでしたがねばり強く照明する書類を探して請求権が認められた事例です。「本当に良かったネ!」と激励すると電話口で喜ぶ声が聞こえて私も安心しました。
さて、帰宅するとポストに何通かの郵便が投函されていました。そのなかに“ねん きん定期便”(日本年金機構発送)がありました。開けてみると昨年送付された“ねんきん定期便”(社会保険庁発送)に記載された“老齢年金の見込額”と比較すると何と年額5.400円下がっているではありませんか!少なくとも年金加入期間の合計が12ヶ月も多く払っているのに、何故下がっているのか?下がった理由は何ら記載されていません。
確かにゼロ金利の時代とは言え、毎月支払って続けている掛け金を取りながら、何故“見込額”が下がるのか?これが事実であれば、まさに「国家的詐欺」とあえて言いたい!こんなことをしていたら支払うことが“馬鹿馬鹿しい”と考えてしまいます。
20歳になれば学生であっても国民年金は“強制加入”となり、払えない場合は親が払うこと、また経済的事情等の場合は減免申請をしなければなりません。国政レベルでは、将来の年金のあり方も含めた社会保障と税の一体化が議論していますが、その財源確保に消費税増税が叫ばれています。
私が疑問なのは、昨年の“ねんきん定期便”の算定は一体何だったのか?来年も同じような通知が発送されたら、さらに“見込額”が減額されるのか?と考えさせられます。
明日にも、問い合わせをして確認したい、と思います。該当する皆さんも良く確認した方が良いのでは・・・。
明日は夜6時半から9月定例議会の報告会です。場所は市民会館205号室。ご来場お待ちしています。