新苫小牧川(啓北町~桜木町)に今年も“鯉のぼり”の姿が・・・。あいにくの天候(余りにも 寒すぎますネ!)ですが、“鯉のぼり”を見るだけでも少しは元気になります。
何処にも行く予定がないので、市立中央図書館に寄ってみました。
“こどもの日”ということで、はなぞの幼稚園読み聞かせサークルのみなさんの協力で“おはなし広場”の準備で担当職員が来館者にチラシを配って頑張っていました。ゴールデンウィーク期間の取り組みだけに、「何人の子どもたちが集まるのか?」とちょっと不安の様子でしたが・・・。
市のHPを見ると、「市立中央図書館への指定管理者導入、開館時間の延長及び開館日の拡大について市民からの意見を募集します」というテロップが目に付きます。着々と「指定管理者導入ありき」の姿勢が見え見えですネ!
導入のメリットとして①市民サービスの向上として色々と書いていますが、何故直営では出来ないのか理解出来ません。②費用が削減され、その一部を蔵書整備費や開館時間の延長及び開館日の拡大に充てます。-と掲載されていますが、まさに費用削減が最大の目的であることを裏付けています。
導入のデメリットも記載されていますが、図書館協議会が答申した懸念材料について、ひとつひとつ対応策が書き込んでいますがすべてが“導入ありき”の弁解論にしか過ぎません!
こうしたアリバイ的なことで「市民の意見を求めた」と弁明するのであれば、インターネットを持っていない市民の方々はどのように「意見を述べる機会」があるのか?これが市民参加型なのでしょうか?
一方で、「平成24年度図書館運営の点検及び評価」として市立中央図書館がまとめた文書(平成25年4月:A4版P14)が掲載されています。
図書館としての自己評価及び教育委員の評価が、①図書館資料の充実、図書館利用者へのサービス向上、③新たな図書館利用者の開拓、④効率的な運営、⑤人口当たりの職員配置、⑥蔵書数及び貸出数、⑦人口当たりの経費-7項目ごとに評価点数が付いているが、総合評価との関わりでも、「だから指定管理者の導入が必要・・・」とは一言も記載されていない。もっと見るべき視点、検討すべき視点を明らかにして中央図書館のあるべき姿を検討すべきと私は考えます。