昨夜(午後8時過ぎ)で臨時議会(主は議会人事)が終わりました。議会ポストを巡って大事な議論と同時に無駄な浪費もありました。23年目を迎えた議員生活ですから2年ごとの議会人事は46回経験しています。が、今回は“しこり”を残した議会人事のあり方でしたネ。特に、議会選出の監査委員の同意をめぐる問題は、2度と経験したくないものですネ。議員の若年化が進んでいるなかだけに、“これが当たり前”と思われたら今後の議会運営にはマイナスになると率直に思いました。
結果的に、議会選出の監査委員は、市政はじめて日本共産党市議団から谷本誠治議員が選ばれました。議会同意を得て市長提案された谷本議員は「長時間にわたる議論の中で同意頂いた議員各位に心からお礼申し上げます」と素直な気持ちを述べ、「・・・厳しい財政状況のなかで市政全般にわたる監査委員の立場を十分踏まえて誠心誠意全力で頑張ります・・・」と挨拶されました。まさに、すっきりしなかった議会同意の経緯は別としても、すでに気持ちの切り替えを行い監査委員としての立場で頑張ろうという姿勢には敬意を表したいと思います。(さすが人生の先輩ですネ!)
思い起こせば、党市議団から“市政はじめて”と言う活字は3度目になります。
最初は、農業委員会でした。なかなか議会選出議員としては議席数もありますが他の要因?もあってなかなか選出して頂けませんでした。そんななか私が初当選した20年前に石川孝雄元市議が・・・。その後は全員が経験しています。(私は2期4年)
次は、港管理組合議会です。市議会からは5人の議員の選出枠ですが、最初に選出されたのは党市議団が5人になったときで、畠山忠弘元市議でした。その後に党市議団全員が経験しています。(今回で私は2期目となります!)
ある議員が「共産党に対し、“色メガネ”で見るのは可笑しい!時代認識が間違っているのでは・・・」と言っていました。
いままで、党市議が議会から選出されて何か疑われるような言動や役割を果たしきれなかったことがあったでしょうか?逆に、「共産党議員が来てから変わった」と言う方が増えているのも事実です。
そうした古い体質こそが議会改革を遅らせる要因になるのでは・・・。ふと考えさせられた臨時議会でした。