5月末になってもなかなか温かくなりませんネ!
過日のこと。遊びに来た友人から、「えっ!まだストーブつけているの?私の家ではつけていないヨ!」と驚いた言葉を発しました。確かに“温度計”を見ると室温は22℃を示していますが、何故か足回りが冷たく感じるので、ついストーブを点火してしまうのです。「寒いのなら、温かい格好をすれば・・・」と言われましたが、理屈ではその通りですが日中は背広スタイルだけに、軽装になることで少しでもストレスを解消したいのが本音なんです。(早く温かくなって!)
今日付のマスコミ報道の囲み記事に、“安倍首相と大手メディア幹部との会食”問題が掲載されていました。この記事をすっぱ抜いたのが“しんぶん 赤旗”でした。政権発足後、最初の相手は読売新聞・渡辺恒雄グループ本社会長(1/7)と丸の内のパレスホテル東京内の日本料理店「和田食」で3時間に及んでいます。その翌日(1/8)に産経新聞・清原武彦会長、熊坂隆光社長と赤坂のANAホテル内の日本料理店「雲海」。さらに、2/7には朝日新聞・木村伊量社長など4ヶ月間で全国紙・各テレビ局など大手メディアと会食しています。
何故、こんなに大手メディアとの会食が必要なのか?“書かれては”、“報道されては”都合の悪いことが多いからでしょう!第1次安倍内閣の時の(マスコミ対応の)失敗を教訓にしたのでは?と推測されます。
問題は、さらに視聴率の高いキャスターまで“お誘い”を受けているのが実態です。
本来、メディアは「権力からの独立」が基本です。ペンや画像を通して国民に事実を知らせることが本来のはず。
先日、訪問先で「最近TVを見ていると頻繁に安倍首相が出ていますが異常では?」と言われました。私は手元に保管している資料(大手メディアとの会食結果表)を出して、「こんなに高級料理店で会食していたら、不利なところは書かないのでは?真実が報道されないから国民の政治不信は続くのでは?」と説明すると、「・・・まるで戦前の“言論統制”のようで怖いですネ!」と危機感を語っていました。
企業からの広告依存、権力者によるメディア戦略が強まれば、国民の知る権利はなくなります。国民の反対の声(運動など)が掲載されないのはそのためだけに、監視の目を持つことが必要ですネ!