苫小牧はどんよりとした曇り空。今日は、“TPP参加撤回を求める6.15道民集会”に参加するため貸し切りバスで札幌の大通公園に行ってきました。まさに、「これが同じ道内なのか?」と疑いたくなる空模様。(夏の青空でした)午後2時前に大通り西8丁目広場に着いたとき、“暑い”のひと言。周辺のビルに設置している温度計は“25℃”を表示していました。(添付写真)
集会は、呼びかけ人を代表して北大名誉教授の飯澤理一郎氏の挨拶で・・・。そして、基調報告として東大大学院の鈴木宣弘氏が「・・・TPP参加は日本を“壊国”します・・・」と集会の意義を報告し参加者から大きな拍手が!(熱気ムンムン凄かったですヨ!)
集会には5.000人(主催者発表)が参加。各政党から挨拶が・・・。最初に登壇したのが紙 智子参院議員(共産)でした。紙参院議員は、TPPを断固撤回する姿勢をしめした上で、「①国民への説明責任がされていない、②絶対、諦めないで闘いぬく・・・」と2点を強調し大きな拍手が・・・。社民党を代表して道代表の道村実氏(網走・津別町出身)、そして新党大地の朝野貴博氏(釧路・酪農家に生まれる)が挨拶。自民党・公明党・民主党の代表が道民集会に挨拶にこないのは何故なのか?
連帯挨拶を代表して十勝町村会長の高橋政夫町長の挨拶には迫力がありましたネ。「TPPをわかりやすく言えば、十勝(T)はビンチ(T)・ピンチ(T)・・・。TP P参加は子ども達、孫達に未来はない!だから、3/10道内最初に4.300人を集めた絶対反対の集会を開いた・・・」とその胸の内を披露し、「TPP参加を絶対阻止しよう」との訴えに大きな拍手が・・・。
大型バス2台で苫小牧から約100人が参加しましたが、TPPは単 なる“農業と産業の対決”ではなく、農業、医療、雇用など幅広い分野に悪影響を与えるものだけに、参院選では“TPP問題”は推進する勢力に対し厳しい審判を下す、ひとつの手段です!
集会で、久々に大橋晃元道議(北海道社保協会長)の挨拶を聞きました。今でも医療現場で頑張っている医師と言う立場で、「・・・TPP参加をした場合、(医療費削減対策で)普及されているジェネリック薬品は、米国の薬品メーカーによって高いクスリの使用を求める動きが強まり口を出す・・・」と歯切れの良い、判りやすい挨拶に大きな拍手が・・・。
国民には「国益を守る・・・」としか言わない安倍政権ですが、真実は明らかにしない理由は、やはりTPP参加は日本を“壊国”にするためなのでしょう!しっかり勉強しなければ、“後ででは・・・”遅すぎる事態に!TPP撤回は参院選の大きな争点ですネ!