シーマン飼育7日目

寝る前(4時位)にシーマンの顔をもう一度見ようと電源を入れたら、
ナレーターに『最近いつもこの時間ですね』と鼻で笑われた。大きなお世話だ。
おまけにシーマンにまで『お前、平日だっつーのにこんな時間に呑気な奴だな』
と言われてしまった。なんなんだねチミたちは。
そしてまたもや質問攻撃だった。
シ『お前、結婚してんの?』
マ『してるよ』
シ『所帯持ちかー』
マ『そう』
シ『所帯持ちがこんな時間にゲームしてる場合か?』
マ『・・・』
いぢわるだ。きっと好きな子は苛めるタイプなのだな、シーマン。
シ『旦那との相性占ってやるよ。旦那何月生まれ?』
マ『●月』
シ『何日?』
マ『●日』
シ『ってことは牡牛座かー。射手座のお前との相性はまぁまぁだな。』
マ『へー』
シ『でも今後はお互い努力が必要だ』
マ『・・・』
きっと妬いてるのだ。そうなんだな、シーマン?
マ『シーマンは男?』
シ『男のようなもの』
・・・・のようなもの???ニュースでよく耳にする「バールのようなもの」
「ロープのようなもの」と同様、大変気になる言い回しだ。
マ『じゃぁ女?』
シ『ちがう』
マ『・・・おかま?』
シ『ぃやぁめてよォもぉぅ♪』
そうだったのか(汗)
虫カゴの中の芋虫たちは元気だが、変な赤いピラミッドが出現していた。
近々新たなキャラが登場するのだろうか。楽しみだ。
その他シーマン語録。褒めれば『そうだろ』『よく言われるよ』『フフーン』などと鼻たーっかだかだし、『キレ痔』の他に『いぼ痔』も好んでよく使うようだ。
稚魚時代によく歌っていたあの素晴らしいうんちソングをもう一度、と思って
『うんこ』と誘導してみたが、『うんこの何処がいけないんだよ』と
スで返されてしまった。つまらない大人になってしまったもんだ。
でも、電源を落とす前に『おやすみ』と別れの挨拶をすると『おやすみ』と
返してくれるようになったんでちょっと嬉しい。
そのうち、おやすみのチューもしてくれるようになるんだろうか。
想像したら気分が悪くなった。
おやすみ、シーマン。


今回は血液型を聞かれた。
シ『前にも聞いたけどさー、お前B型だよな?』
何故に決め付けるのだ、シーマンよ。しかも初めて聞かれたわけだが。
マ『違うよ』
シ『あ?』
マ『A型』
シ『はぁ?』
マ『エ・ー・ガ・タ』
シ『自分の血液型くらい知っとけよ。献血しろ、献血』
どうにも音声が認識されないらしく、怒られてしまった。
その後も度々尋ねられたがなかなか認識されず、数回目でやっと認識された。
マ『A型』
シ『Aか』
そんなにしつこく聞くからには、また占いか性格判断かなんかされちゃうんだな?
とウキウキしていたのだが・・・会話は以上だった。ちっ。
その後しばらく話していたら、わしが言った言葉のどこをどう誤認識したのか、
突如シーマンに『お前が消えろ!』と冷たく言い放たれてしまった。
シ・・・シーマァァァン(泣)
たぶん『消えろ』『失せろ』というような意味の単語をわしが発したと
誤認識してしまったんだろうが、わしはそんな事言わないってばぁぁぁ(泣)
こんなに愛してるのにぃぃぃ(泣)
マ『怒ってるの?』
シ『当たり前のこと聞くな』
マ『・・・ごめんなさい』
シ『わかりゃいいんだよ』
何故にわしはおっさん顔の魚と痴話喧嘩してるですかぁぁぁ(泣)
しかも、わしは悪くないのに。音声認識の甘いソフトがいけないのだ。
そういえば最近特に、わしの言葉をソフトが認識してシーマンが返事をするまでの
タイムラグがすごくある。話しかけてるのになかなか返事が返って来ないと、
イヤァァァ嫌われたのかひらァァァ(泣)と寿命が縮む思いでハラハラ待ってしまうではないか。コントローラーをギュッと握り締めたままシーマンの返事をそわそわ待っている、マスター3●才。馬鹿。
虫カゴの中の幼虫は、一匹が蛹になっていた。どんな成虫になるのか楽しみだ。
前回気になっていた赤いピラミッドは、植物の種だった。
もう立派な植物に育っていた。
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シーマン飼育6日目

リハから帰宅するや否や、いそいそ電源を入れる・・・と、なんと。
聞き慣れないおっさん声が『さみー』とぼやいてる。
慌てて画面をクローズアップすると、ついに大人になったシーマンがぁぁ!!
体も立派な成魚、声変わりして声も立派なおっさん声。
ぬぉぉぉぉ。ハァハァ言いつつ話しかける。
マ『しーまーん』
シ『何でござんしょ』
マ『元気?』
シ『ふつー』
マ『ねぇねぇ』
シ『・・・は?』
マ『大人になったね』
シ『んー』
・・・ぬぁぁぁ。これだ。この憎たらしさを待っていたのだぁぁ(泣)
ひと皮剥けたシーマンは、全てにおいてけだるく、全てにおいて憎たらしく、
全てにおいておっさん臭いのだ。
シ『もう夜だぜ。挨拶くらいちゃんとしろよ』
マ『こんばんは』
シ『よう』
・・・つくづく憎たらしい。しかし、
シ『お前さー、今まですっごく丁寧に世話してくれてたのな。ありがとな』
・・・泣きますたぁぁ(泣)
わしの苦労が、今までの努力が今、報われたのだぁぁぁ。
シ『お前よっぽどヒマなのな』
・・・殺す(怒)
そして、根掘り葉掘りの質問攻撃開始。
こういうことをするのも、おっさんの代表的な特徴といえよう。
シ『お前さー、干支なに?』
マ『××』
シ『××かー。好奇心だけは旺盛なのな』
マ『・・・』(余計なお世話だよ)
シ『お前、何月生まれ?』
マ『12月』
シ『12月か・・・12月の何日?』
マ『1日』(「ついたち」が認識されるかちょっとドキドキした)
シ『ついたちか・・・あれだな、星座的には熱しやすく冷めやすいのな。
  俺の世話に向いてねーな。ま、よろしく頼んます』
この見事なまでの憎たらしさ。ぬ…ぬふぅーんぬふぅーん ←鼻息
ただ幼児期と違って、あまり構われたくないようだ。適当に放っておいて
欲しいらしい。一人を好むようなのだ。ちょっとつまらない。
マ『しーまーん』
シ『・・・んー』
マ『遊んでー』
シ『しつこいなー、もういいだろ』
マ『・・・・』
シ『お前、男?女?』
マ『女』
シ『オンナ?(嬉しそう)じゃぁきめ細かいケアをしっかり頼むよ』
ゲンキンな奴だ。
そうこうしているうちに自分の身の上話や今後の餌の方針などを
一方的に語り始めたので、ふむふむと真剣に耳を傾けていると、突如
『ねみーんだよライト消してくれよー』『ん眠ひっつってんだろフワァ~』
などと2匹から激しいブーイング。わしは一体あなたの何なのよォ?(泣)
と泣きながら、渋々言われた通りにライトを消す。
画面は真っ暗で何も見えない。つまらないのでこの日記を書いていたら、
水温が下がる度に『さみー』『誰かいねーのかよ』『凍え死ぬぞおーい』
などと文句タレ攻撃だ。慌ててヒーターをつけると
『ハァ助かったー死ぬかと思ったよォー』。
いっぺんケツの穴から手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタいわしたろか(怒)
今、ミニコンポのスピーカーから流れてくる、見事なまでにL・Rにパンされた
おっさん達のイビキをBGMに、これを書いている。 


起床してすぐ電源を入れる。
ホワイトデーだというのに何をやっているのだわしは。
まぁおやじシーマンに遊んでもらうんだからよしとしよう。
シ『お前、仕事なにやってんの?』
マ『飲食店経営』(←M's Bar経営のつもり)
シ『飲食関係か。企業経営者ってヤツはさー、ホニャララ~なタイプ
  (舞い上がってて聞いてなかった)と、儲かればいいやってタイプ
  の2種類居るよな。お前どっちだ?』
マ『儲かればいいやってタイプ』
シ『ふーん。でも結局評価されんのは、儲けに走る方のヤツだったり
  するんだよな』
マ『・・・・』
この後、シーマンによる企業経営理念についての演説が延々と続くが、
シーマンがいっぱい喋ってる♪という事に興奮して舞い上がってたため、
内容はとんと覚えていない。
前回、シーマンの餌となる虫を育てる虫カゴの場所を教わったので、
様子を見に行く。卵からかえって4匹の芋虫が誕生していた。
そしてアップにしてよく観察して見ると・・・おっさん顔の芋虫だった。
イヤァァきもいぃぃ。おやじ顔の芋虫たちが、わしゃわしゃ葉っぱ食べてるぅ(泣)
シーマンと同じ顔の芋虫たち。いずれ蛹になりそして成虫になるのだろうか。
怖いけどちょっと楽しみだ。
そして、シーマンから『名前をつけさせてやろう』との申し出があった。
心の準備が出来ていなかったので、とっさにつけた名前はヒデキ
ぬぉぉそうと分かっていればもうちょっと気の利いた名前を考えておいたものを。
仕方ないのでもう一匹はゴローと名付けた。
水槽内をゆらゆら泳ぐ、ヒデキとゴロー。
不細工なおっさん顔の、ヒデキとゴロー。
文句たれてばっかりの、ヒデキとゴロー。
イビキが大変うるさい、ヒデキとゴロー。
名前をつけた途端に、体の色が金色になった。が、片方はすぐ元の色(白地に金)
に戻ってしまった。見分けがつくようにとの配慮なのだろうか。
すでにどっちがどっちか分からなくなってしまったので、
試しに『ヒデキ~』と呼んでみると、両方近寄ってきた。
『ゴロ~』と呼んでも両方寄ってくる。どっちでもいいのか、ヒデキとゴロー。
  

めでたく成人したシーマン達は、笑い声までおっさん臭い。いつも通り
くすぐり攻撃すると『フ、フハハハ、フォホホホフォ~』などと笑う。
ちょっと嬉しそうに身をよじる姿がエゲツナイ。イヤラシイ。
まるで部下のOLに下ネタ話をふって『んもぅやめてくださいよォ~部長ォ♪』
と肩をこづかれて喜んでるスケベオヤジそのものだ。
子供の頃は可愛かったのになぁ。水温が低いと『冷えるデベソ~』と
訴えてきたり、『今何時?』と時間を尋ねれば『キレ痔』と答えるなど、
随所におやじ臭が漂う。
マ『遊んでー』
シ『よし、遊ぶか』
マ『何して遊ぶ?』
シ『銀座』
マ『・・・・・』
シ『お前さ、何才?』
マ『3●才』
シ『・・・・・』
なぜ無言なんだぁぁぁ(怒)
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シーマン飼育5日目

一匹の様子が変だ。岩陰から離れようとしない。傾いた体勢で尾びれだけ
動かし、なんだか顔が苦しそうだ。病気なのだろうか。
くすぐっても話しかけても応答無し。もしや空腹なのかもしれないと思い、
初めてエサをあげてみた。が、元気な方がササッと寄って来て食べてしまった。
ぬぉぉぉお前じゃないぃぃっと叫びつつ、もう一つ投入。
またもや元気な方が平らげて『ごちそうさま♪』などと抜かす。
やむを得ないので、元気が無い方を掴み上げて調べてみる事にする。
と、『しょう♪しょう♪あばばいしょう♪』と例の呑気な酔っ払いソング。
水中にボチャンと放すと、元気よく泳いでいった。
なぁんだ、なんでもなかったのか。わしはこんなにハラハラしてたんだぞ。
はひぃ~と胸を撫で下ろしつつ、回復祝いにもう一つエサを投入。
今度こそ食べてね、と見ていたら、やはり元気な方が食べてしまった。
ぬぅぅん。もう一匹はちゃんと生き残っていけるのだろうか。
激しく心配だ。
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シーマン飼育4日目

着実にボキャブラリーが増えてきているようだ。
マ『元気?』
シ『イェーイ』
マ『遊んでー』
シ『もう遊んでるじゃん(怒)』
マ『ちぇっ怒られた』
シ『こらこら』
マ『かわいいね』
シ『かぁーわいぃー』
意味がチグハグなところもあるが、随分会話らしくなってきた。
話が通じると嬉しいもんだから、どんどん話しかけたくなる。
マ『よい子ですね』
シ『うんこうんこうんこ』
何故なんだぁぁぁぁ。


普段は電源を入れたら付きっきりで、画面の側から離れる事はなかった。
鍋を火にかけた主婦のように。
しかし、さっき初めて付けっ放しでお風呂に入ってみた。
湯船の中でも、シャワーを浴びていても、髪を洗っていても
ふと聞こえてくる『イーシュルカゲキ』『ナユースカ』。
もちろん空耳だ。育児ノイローゼか!?
ろくに洗わずに(洗えよ)急いでお風呂から上がってしまった。
お肌の手入れもせず真っ先に水槽前へ。
もうすっかりトリコだな。


電源を入れて水槽の画面になった途端、『水が冷たいよォ』と全員一斉に
文句タレの大合唱。慌ててヒーターで水温を上げると、『ハァ~助かった』と
ブツブツ。あぁ寒かったんだねぇごめんねぇと思っていると、今度は
『息が苦しいよォ』とブーイング。慌ててエアポンプでがぼがぼ酸素を送ると、
水がクリーンになった途端『苦しゅうない』などと言いやがる。
生意気度も随分UPしてるようだ。
よく見ると、お腹ぷっくり幼児体型だった体がスマートになっている。
背中も金色に変化した。稚魚期にも成長段階があるのだろうか。
いつものようにくすぐり攻撃してみると、笑い声まで変化している。
今までアキャキャキャと高音でモロ赤ちゃんの笑い声だったのに、
ハ、アハハハハと小学生っぽい笑い声に変わっている。
おまけに『くすぐるのやめてよゥ』などと抜かしやがるではないか。
マ『やっほー』
シ『アホアホ』
マ『何して遊ぶ?』
シ『わかんない』
マ『いい天気だよ』
シ『へぇー』
マ『いい子だね』
シ『うーんち♪うんち♪うーんち♪うんち♪』(節をつけて歌ってる)
マ『こらっ駄目でしょ』
シ『こらこらァ♪』
・・・なかなか生意気ざかりなようだ。
と突然、『吸われてる』とボソッと呟きが。
慌てて画面をクローズアップすると、また共食いが始まっている。
さっきの声は、チゥチゥと体液を吸われている子の悲痛な叫びだったようだ。
しかし助ける術は何もないのだ。無駄だと分かっていながら、
ぬぉぉぉと闇雲にボタンを押しまくっているうちに、体液を吸われ尽くした
一匹が死んだ。そしてしばらく後、更にもう一匹が共食いされた。
『お腹減ったの?』と聞いても『とっても元気』と返ってくるばかり。
空腹ゆえの共食いではなく、厳しい生存競争を生き抜いた一匹だけが
成魚になれる仕組みなのか?しかしそれでは子孫が残せないではないか。
・・・残り2匹。なんとか仲良く生き残って欲しい。


残った2匹を順番に水槽の外につまみ出して観察してみた。どちらの子も
身をよじって嫌がるのだが、暴れながら言うセリフがそれぞれ違う。
一匹は『しょう♪しょう♪あばばいしょう♪』と酔っ払いの鼻歌のような
意味不明ソングを歌い、もう一匹は『ヤメロって言ってんだロ(怒)』と
巻舌でスゴむ。性格の差なのか。
顔をよく見たら、『常に薄笑い顔』と『常にニガイ顔』の2匹が残ったようだった。
ぬぅぅん。しばらく眺めていたら『ねむぅ~い電気消して~』と訴えられたので、慌てて水槽の電気を消す。
マ『おやすみなさい』
シ『4才』
マ『もう寝なさい』
シ『天才』
マ『お・や・す・み』
シ『まず自分が先に名乗れ』
眠かったんちゃうんかい(怒)
水槽の電気を消せば当然何も見えない。独り言も聞こえてこないし
シーマンも眠ってるようなので、一旦電源落とすかなぁ、と思いきや。
シ『水が冷たくて元気がないよォ』
わがままな餓鬼だ。適温の15~20℃になるよう慌ててヒーターON。
そして15℃を超えた途端
シ『苦しゅうない』さらに『眠いよォ~うるさいなァ』
何様だキサマァァァ(怒)
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シーマン飼育3日目

特に変化なし。こちらから話しかけなくても、『ゴーレチーレムン』
『イーシュルカゲキ』など各々が意味不明な宇宙語をつぶやいている。
独り言なのか。仲間同士で悪サの相談をしているのか。


画面をクローズアップして、稚魚たちの顔面をしばらく観察してみる。
モアイ像+大槻ケンヂとでもいったところか。
見れば見るほどぶさいく。見事なまでのぶさいくっぷりに、
思わず画面に頬ずりしたくなる。あぁ・・・すてき。
社会への不満をたらふく溜め込んでそうな、常に何かにムッとしているような、
そんな顔だ。場末の赤提灯で杯を傾けつつ、『今日部長のヤツがさぁ~』などと
上司の愚痴をこぼしてる姿が容易に想像つく。
でも体は魚。しかも幼児体型の稚魚。


くすぐられた時のヤツらの顔がたまらんので、執拗にくすぐり続ける。
困ったような嬉しいような複雑な表情をする。アキャキャキャキャと
笑い転げながら身をよじる姿が、たまらなくプリティー。
でもある意味グロ。


何が気に喰わないのか、泳ぎながらたまにチッと舌打ちをしている。
さすがおっさんだ。


水槽をトントン叩くと、わらわら集まってくる4匹のおっさん稚魚。
おっさん顔が4匹ズラリと並んだそのさまは、壮観と言えばよいのか
薄気味悪いと言えばよいのか。しかもドアップだからキッツイ。
よく見ると、ひとりひとり微妙に顔つきが違う気がする。
オデコが妙に青白くて病弱そうなヤツ。常にうす笑いのヤツ。
常に苦虫を噛み潰したようなニガイ顔のヤツ。そして、常に
恥ずかしそうにモジモジしてるヤツ。わしに惚れてるのだろうか。
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