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真実には遠い。されど、正確な数値?


統計の本に面白いことが載っていた。
「我が新聞社にかかってきた電話の中、
50%もの人間が、今の法案に否定的でした」
これを聞いて、どう思うか?と言うものだ。
さて、この日、新聞社にかかってきた電話は、たった6件だった。
人間の心理は、統計によって操作できると言うものだ。
“統計”は、データを収集し、解析・分析する学問。
だが、データの収集方法によって、
真実とは違うものを受け取ってしまう。
統計とは、違うが、間違った認識が、
真実とは違った印象を与えている場合も多い。
例えば、“フェロモン”という言葉で、何を思い浮かべるか?
イメージ、印象としては、性ホルモンだろう。
だが、性フェロモンは、全フェロモンの5%!
イメージと真実とのギャップ。

当たり前のような考えだと思っていることが、
“ふっ”と考えてみると、漠然とした規制概念に
すぎないということがある。
それも、意外と多くね。

蛇足:
昨年から、あいかわらず使われている言葉を考えるのなら
肉食系?草食系?・・・でも、ね。
肉食系でも、姑息で小賢しいだけのものもいる。
草食系にも、凶暴で飼い慣らせないものだっている。
結局、安易な分類。


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