二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
バーテンダー:原作.城アラキのコミック作品

深夜とは言え、TVアニメ化もされた作品なので、
ご存知の方も多いかも知れません。
TVアニメ版は、コミックをベースとしていながら、
展開も違い、感情移入しにくい印象が残っています。
しかし、城アラキ原作のコミック作品は、
あらためて読み通してみると、やはり圧倒されてしまいます。
「私が花言葉など知っているハズがない。それだけは、君の記憶違いだ」
「さあ、どうでしょう」
ここでコマがいくつか入って、
「バーテンダーの記憶も、時々、ウソをつきますから・・・」
映画や小説に限らず、物語(ストーリー)に
隠し味をきかせるのなら、それはセリフかも知れない。
コミックや小説では、映画やドラマのように、
時間をあけて、間をとることが出来ない。
それだけに”コマ”と”コマ”のつなぎに、センスを感じてしまう。
先日、記事にした「ソムリエール」と同じく、
現在も、雑誌に継続連載されている作品なので、
また、今後も楽しみなところです。


追記:(2022年1月加筆分)
このコミック作品は、アニメ化だけでなく、
その後、ドラマ化もされましたが、作画をかえた続編ともいうべき、
「バーテンダーaParis」、「バーテンダーaTokyo」、
「バーテンダー6stp」においても、
登場人物のセリフとして出てくる「恩送り」という言葉があり。
お酒やサービスの世界だけでなく。
社会人として、心得ておきたいことの1つとして、考えさせられました。
この「恩送り」という言葉は、受けた恩を、「恩返し」のように、
そのまま返すのでなく、次へと送ること。
すべてのシリーズ作品を見終わったことで、
この言葉が、より印象深いものとして感じられます。

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