二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
さまよう刃:小説と現実の犯罪被害者

東野圭吾の小説「さまよう刃」を読んだ。
この小説は、映画化もされているので情報番組によって、
”映画のあらすじ”は知ってはいた。
それでも、小説の内容は衝撃的だった。
裁判員制度の導入にともない厳罰化が求められる風潮を危険視する意見がある。
だけど、何かがズレているようにも感じてしまう。
古くから、フィクションの世界では、犯罪の被害者たちが、
自警団行為を行っていくという設定がある。
その危険性についても、示唆されてきた。
「犯罪の被害者たちによる犯罪行為の連鎖」
「もしくは、新たな犯罪組織の発生」などである。
犯罪の被害者たちだからこそ、犯罪がもたらす恐怖を知り尽くしている。
それを考えれば、犯罪の被害者たちが、加害者の立場になってしまう。
”犯罪”が、さらに凶悪な犯罪を生んでいくようなもの。
つまり、犯罪への対処として、加害者をなくしていくと言う発想は、正しく。
もっとも効率的。
しかし、効率だけ考えていけば、”情”が置いてきぼりになってしまうのは、
どこも同じ。
司法の場では、”加害者”のことしか論議されていないのだ。
法律上、被害者にも加害者の人権も同じかも知れない。
だけど、ね。
道義上、社会通念上、立場が、まったく違う!!
そして、被害者、もしくは、被害者の遺族への救済や謝罪は、司法の場にはない。
被害者を救済していく構造も考えていくべきなのでしょう、ね。
追記:
フィクションではなく、現実の犯罪被害者の会について、
ドキュメンタリー番組を見れる機会もあった。
現実の刑事事件でも、加害者には微罪としか思えない”罪”で
罰せられることも少なくなく。
犯罪被害者には、多くの苦難がある。
民事で、被害者への”慰謝料”が勝ち取られ(勝訴し)ても、
それが支払われないことも少なくない。
加害者は、”逃げ得”なのが、実態。
「国が定めた法律が、加害者の権利を守り、
加害者の更正を望むのなら、
”国”が被害者への生活や補償を行うべきだ」と言ったものもある。
“国”にしても、加害者にしても、
自らの不利益になってから、考えるようになるもの。
司法関係者や役人が渋い顔をしそうだが、もっともな意見だとも言える。
加害者の更正を考えるのは、それからなのでは・・・。
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そうでございましたか・・・。(?)

身の回りの生活用品を購入するため、
駅前の販売店を歩くことにしました。
切迫した理由や他の目的がなくても、
日常的に必要になる生活用品は消耗品なので、
空いている時間にというところである。
駅前にある妙に大きな百円ショップ(ダイ〇ー)で商品を探して、
レジに向かう。
レジにいるのは、40~50代の女性の方。
別に珍しいことでもない。
きわめて、よく見かける光景。
さて、順番がきて精算となった。
「お客様、レシートでございます」
あれ?
一見、丁寧にも思える言葉遣い・・・だけど、ヘン。
・・・でも、どこが?
帰宅後、色々と調べてみた。
社会人にとって、正しい言葉使いは、もちろん欠かせない。
調べてみると、色々と面白いものが見つかる。
例えば・・・。
「コーヒーのほうをお持ちしました」
→
「ほう」は本来、対比・比較の対象がある場合に使われる表現だが、
最近は物事をぼかす表現として多用されている。
正しくは「コーヒーをお持ちしました」。
「どうも申し訳ございません」
→
「どうも」は、もともと「全く、誠に」という意味の副詞。
改まった場所などではきちんと「誠に申し訳ございません」を使いたい。
うーむ。
なるほど!
・・・でも?
どうして、「お客様、レシートでございます」に、
違和感があるように感じるのかは分からない。
いや、実は正しいのか?
困ったところです。
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ご近所、さいとしーいんぐ?

ただ遠く。
そして、早く。
別に、目的地が定まっているわけでもない。
そう。
漠然と思ってしまう。
もちろん。
それを、いつも思うわけでもない。
いつも歩いている道を、いつもより進めば、どこへ行くのか?
どこまで行けるのか?
もしかしたら、知らないことが、道の1つ先にあるのかも知れない。
漠然とした期待感・・・、いや、単なる好奇心が、足を1つ先に進ませる。
「何故?」「何で?」
「そんなの必要ないだろう」
「無駄に時間や労力がかかる」
「電車やバスを使えば、金がかかるだろ」
「歩くだけなら、ともかく車(バイクでも・・・)だと、危ないじゃないか!」
···何故だろう?
まずは、最初の一歩。
それだけのことなのに、踏み出せない現実もある。
ただ前に進むだけでも、無理解な人達の”親切”と”忠告”が引き留めようとする。
もちろん、それは、ある意味で正しい。
・・・でも、違う”答え”を見つけだせるのかも知れない。
世界は広い。
その言葉が伝えるより、もっと広い。
そう伝えてあげたい。
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ネタ偽装にパクリ?

職場の同僚の協力もあって、
インターネットのコミュニケーションサイト「mixi」に登録しています。
1年ほど利用しているのに、まだイマイチ、
使い勝手が分からない(困ったところです)。
そこで、ここ数日、同じ記事を使い回しています。
どちらで、ご覧になられている方にも・・・。
「あれ?この記事、パクリじゃない?」と思われる方はいないと思われるが・・・?
ハッキリ言って、「(元ネタが自前とは言え・・・)パクリです!」
正確には、同じネタの使い回し(産地偽装はしていないけど?)。
いずれ、mixiの機能や使い勝手を把握したところで、
使い分けをしていくつもりなのですが、ね。
いつになるのやら・・・(とほほ)。
蛇足:
ブログの記事で、ネタに困ったことはない。
生活や仕事に追われる日々だけに・・・。
「あ、これは記事にするにはいいかな?」
「おっ!こんなこともあるのか!誰かに伝えたいな・・・」
「こいつはイケるぞ!自慢してみよう」などと言うことは、毎日、ある。
···でも、言葉が足りない。
例えば・・・。
「今日、コンビニでビールを買いました」
「エビスビールの客船限定で販売されていたものです。美味しかったです」
···で、次の日。
「今日も、コンビニでビールを買いました」
「昨日と同じものです。やっぱり美味しかったです」
···さすがに、その次の日には、前日と同じようにコンビニで、
同じビールを購入して、その味わいを堪能したとしても、
工夫しないと単調になってしまう。
日常生活で感じたことを単調にならないように伝えるか、
もしくは、言葉を選ぶのにも苦労しないような話を見つけていくかになる。
うん?
···でも、これって”ネタ探し”に苦労はしていなくても、
”ネタ選び”に苦労しているってことなのかな?
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愚かで、みじめでツラい話

ここ数週間、ワイドショーをにぎわせていた事件がある。
MDMAという聞き慣れない合成薬物を服用し、
性行為に及ぼうとした元、芸能人が、相手を死亡させたと言うものだ。
”MDMA”という合成薬物の名称は聞いたことがあっても、
ほとんどはフィクションでの話。
実際には、ほとんど分からない(分かっている人間のほうが、少数だと思われるが?)。
公判の争点となっているのは、
薬物の服用後、危険な兆候が見られてからの対応によっては、
死を免れたのでは?・・・と言うこと。
正直、どんな賞罰だとしても厳しすぎるとは、まったく思わない。
(”死刑”ともなれば、別だが・・・。)
テレビや雑誌などでの情報でしかないけど、
報道の多くは、”亡くなった女性の家族への同情”や”二枚目俳優への失望”からか、
”亡くなった女性”への追及は、ほとんど見られない。
・・・それでも、”薬物の服用”や”性行為”は
強要されたものではないらしいとは伝わってくる。
相手は、元は二枚目俳優だったので、抗しがたい魅力を感じたのかも知れない。
もちろん、誘惑するような言動もあったのだろう。
それでも、最終的には「自らの意思で、違法の薬物を摂取し、
妻子ある男性と性行為に及ぼうとした」と言うことだ。
亡くなった女性にも、同情の余地はない。
・・・でも、ね。
亡くなられた女性の家族には、
「アイツにたぶらかされなければ・・・」という気持ちがあるのだろう。
事実、そうでもあるのだが・・・。
以前にも記したが、薬物の使用は、社会に「狂気」をまき散らす行為。
正直、かなりツラいものを見せられた気がしてしまう。
追記:
本日、この記事を準備した後、テレビをつけたら、
コカインの摂取で6度目の逮捕となったタレントのニュースがあった。
・・・なんか、ね。
ホント、なんか、ね・・・。
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