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里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

山が芽吹き、棚田に水が入りました

2020-04-11 16:57:17 | 

 昨日も風は冷たいものの、日差しは力を増してきてます。へ上がって来る道の周りの山は緑で生き返ってきました。山が動き出しました。

去年の台風で吹き折られた杉林は 無残に枯れて 痛ましいままですが、下草が伸びて雑木も育つし、夏までには埋まってしまうんじゃないでしょうか、

 上がって来る道の土手上に 蛍蔓(ホタルカズラ)が咲いてました。写真よりは濃い紺色です。

 

 毎年楽しみにしていたんですが 今年も見つけられました。台風や刈り払い作業で 根こそぎ遣られていないか心配でしたが、確り頑張ってました。

 土手のコンクリートに蔓を垂らしているんで 吹き飛ばされてしまわないか、健気なだけに心配です。

 上がって来る道の土手がこんな風になっている コンクリートの上の藪に幾株かが頑張っています。

 この紺色の花が見れるようになると、田圃に水が入って 蛙のコロコロが合唱になるんですが 今年も足元から聞こえてきました。まだ合唱までには早いようですが 楽しみです。

 村の棚田は6分ほどの田圃に水が入りましたが、久留里線の辺りでは 早くも田植えをした田圃があり、田植え機が何台か見えてました。

 Kさんと 苗はどん位になった? 3寸にはなったかな と田圃で話してきたんですが、やっぱり下の田圃の方は温かいようで 1週間以上、半月位は早いようです。

 

 昨日は早く出た筍を雪国の姉と兄へ送りました。本格的に出て来る前の奴で 大小不揃いでしたが初物なんで 勘弁してもらいました。去年の台風で 親になる竹が折られたりして苛められたんで 小さいのばっかりなのか 一寸心配です。

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筍の初物

2020-04-02 15:57:50 | 

 3月末、筍の初物を掘りました。椎茸の榾木を立てて置いた 裏藪に、春の椎茸を採ろうと入っていって 見つけました。

 草藪になっていて 気が付かず蹴飛ばして、筍の先っぽがこんなになってしまいました。草に埋まっていて 先が黄色く軟らかかったんです。

 周りを足で探って あと3本見つけて掘りました。

 早速、糠を入れて茹でてアク抜きをしました。

 

 夕飯にたけのこご飯で 初物を戴きました。えぐみは無く、甘い香りで 満足満足。75日長生き出来る、かな? 

 昨日は朝からずっと降り続けたんで、台風被害の部屋の床張りでした。遣りつけない大工仕事、足に思いの他負担がかかったようで、今朝は太腿の筋肉痛です。ちょうど 山登りの後みたいで、足が思うように動かなくて往生しました。

 床の下に入れる発泡のボードを8割方敷き終わり、来週来た時に 床板を敷きます。 

 

 周りの山は木の芽が吹き始め、山動く季節に入りました。

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アケビが花盛りです

2020-03-26 20:37:22 | 

 去年の台風で痛めつけられたと思ってましたが、蔓植物の強さで 風の暴力を受け流し、前以上の花を着けたアケビです。

 花は赤茶色の渋い色です。小さい房になった花の塊が 絡まりあった蔓の傘の下一杯にぶら下がっています。

 

 房になった雄花には花弁が見えませんが 房の元に着いた雌花には立派な花弁があります。傾いた日が通ると赤っぽく 光って見事です。

 いつもはヒヨや他の鳥に先取りされてしまっていますので、今年こそは鳥共に盗られる前に 採ってやろうと思います。

 

 裏の境の山桜が咲きました。小鳥が蒔いてくれた一本が 育って、台風にも倒されずに咲いてくれました。植えた桜は全滅してますが 自然に生えて育った桜が大きくなってくれました。山桜ですので 花より色気のある葉の方が 先に出てます。

 

 花はさっぱりした白です。

 藪になっている裏庭に、特に邪魔なバラ科の植物がこの木苺です。早くも花盛りです。地下に根を伸ばし 根の途中そこらじゅうに芽を出し伸び上がってきます。実は甘く食えるんですが、茎や葉っぱまで棘だらけで 痛いんです。

 引っこ抜いて刈って退かそうとするんですが、こいつ等のしぶとさ、逞しさにはかないません。

 

 同じイチゴと名の付いてるヘビイチゴももう花を咲かせています。こいつも結構蔓延って覆ってしまう困った奴ですが 棘がないだけましです。

 春一番に葉を広げて 地味な色の花から長い長い雌蕊の糸を伸ばしているのが 浦島草です。蒟蒻なんかの仲間らしい。

 秋遅くには真っ赤な実、トウモロコシみたいな、を着けヒヨやキビタキなんかに啄まれるようになります。

 

 お淑やかでひっそりと群れていたり ぽつんと一株でいたり可愛い花が このスミレの仲間です。家には少なくとも4種類かもっとか、居付いてます。これだけはいつまでも春を告げてくれる使いとして 居て欲しいもんです。

 

 雑木も芽吹いて来てます。

 青木です。葉を開くとともに花を咲かせます。よく見ると中々渋い良い花です。が 小鳥が蒔いてくれるか そこら中に生えて来て すぐ結構大きくなります。取っても刈っても無くなりません。

 タラの芽も開いてます。南側の山の持ち主が数年前に孟宗をユンボをもってきて 退かして、裏庭がすっかり明るくなりました。それ以来タラが生えて来て、退かさないでいたら邪魔になる位のさばってます。

 

 春のご馳走ですんで 摘んで頂いてますが 棘棘がじゃまです。屋敷の縁だけ残して 刈る事にします。

 鶯が朝起こしに来てくれます。日の上がるのも早くなってきました。村の仲間で田圃をやっている者も少なくなってしまいました。未だ頑張って田圃をやっている Kさんとは 動けるうちは自分で食う分は作っていきたいもんだ、と言い合ってます。

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零れ種でバイオレットが

2020-03-21 11:02:49 | 

 昨日は夜来の雨が上がって、澄んだ青空から一月は早い日射しは暑い位でした。

 畑は早い時期から蔓延る草共がのさばってきてます。そんな草は早くも花を着け、実さえ。着け始めてます。白い小さな花の繁縷や薺(ハコベやナズナ)、赤紫のホトケノザや踊子草に青い花のオオイヌノフグリ等等、こいつ等とイネ科の草は この時季芽を出してくる野菜の大敵です。幼い野菜を覆ってしまうんです。

 家の畑では この草共に伍して、バイオレットがそこら中で紫色の花を咲かせてます。可愛い花なんで 草は取ってもこれ等だけは依怙贔屓で 残して来たもんで、玉葱や豌豆、じゃが芋なんかの畝に居座ってます。 

  

 このバイオレットは土手際の草叢でも、猛々しい草の上に花を突き出して負けていません。

 花と言えば、冬野菜が花盛りです。大根は一本残らず薹が立って、背の高い花の畝になってしまいました。引っこ抜いてこの通り。

 菜っ葉は小松菜も水菜も、チンゲン菜や体菜なんかも黄色の菜の花になりました。白菜は薹の蕾が開かない内に摘んで来て 美味しい一品にしてもらってます。

 ステイックブロッコリーはこんなに花穂が小さく茎が細くなって、もうお終いです。

 黄色い花が見えた花穂は全部摘み取ってきましたが、もう限界です。抜くほかない。この前蒔いた苗が出来て来てますんで 交代です。

 昨日は彼岸の中日でした。畑の横に有るお墓には 村を出た人達が ぼつぼつ お参りに来て、実家に寄っていってました。

 親は家を守って、墓を世話して村に居ますが、子供たちは 仕事の無い村では暮らせず、結局限界集落に成りそうです。

 

 畑は春の野菜を蒔いてます。大根に牛蒡、人参なんかです。雨の後なんで 芽が出てくれるでしょう。

 来週には豆類、インゲンや早生の枝豆を蒔こうと思ってます。

 台風被害の部屋を改修する為の材料を コメリで買ってきました。下準備の根太と下張り板の手入れは済ませてますんで、来週からは 床張りに掛かります。

 壊された小屋の周りのゴミを片付けてますが、屋根や壁から剥がされた トタンやプラの波板なんかが一杯で未だ未だです。

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筍掘り

2019-04-21 12:31:19 | 
 周りの山は新緑の季節になりました。出たばっかりの木の芽の色んな色合いの緑が光っていて 眩しい時期になりました。棚田も半分以上苗が植わりました。Kさんの田植え機も 濡れて帰ってきてます。

 昨日 同じ部活で寄っていた 仲間が来てくれて 筍掘りをしました。ここへ来て間もなくからですんで 10年以上続いてます。
 今年は春先寒かったり この処の 晴れ続きで、筍は出が良くなかったんです。出始めたんで 寄ってもらいました。
 皆の処は 年寄り夫婦だけになっているんで 持って帰る筍は数が知れてます。それでも、出ているのを見ると 残して置けず、掘ってくれました。残されると 竹になって 切らなくちゃならなくなるからと、強制して掘って貰った所為も有ります。
 随分無理を言って 持って帰っては貰いましたが、随分残されてしまいました。こいつ等は集めて埋めます。持って帰って貰ったより沢山残って、その辺りに転がってます。伸びすぎて食指の動かないこんな奴も。 

 家の藪は 筍だけではなく色んな山菜が出て来ます。芹、三つ葉に野蒜、鳴子百合なんかに明日葉まで何種類になるか。蕗は一番多く屋敷の方々でのさばってます。出がけの今は 軟らかくて皮を剥かなくても煮物に出来ます。筍やニシンと煮てもらうのはこの時期のご馳走です。
 この蕗は 何回か食べる分を採ったら 刈り払います。 
 
 筍の周りの花、代表はこのシャガです。他に浦島草なんかの変なのも居ますが、このシャガが派手で目立ちます。手を抜いて草を伸び放題にしていたんで生存競争に勝ったシャガが増えました。こいつが満開になる頃には筍が出る、と言う指標みたいになりました。
 
 ウルイ、擬宝珠もこんなに葉が伸びてきました。美味そうな葉が盛り上がって伸びてきてます。
 
 裏藪に居付いた ブルーベリーも芽吹き 花が咲き始めました。筍は遠慮会釈なく この株元にも出て来るんで、株を持ち上げられないよう 気を付けてます。
 
 前の躑躅が咲きました。村の仲間の処は 綺麗に刈り込んで見事な形にしてますが、家のは伸び放題。それでもこんなに咲いてくれてます。
 今度こそは刈り込んで 綺麗にしてやろうと思い、遣りなさいと言われ続けてもう何年か。今年こそは、頑張ります。
 
 我が家で新芽の緑の美しさを樟の大木と競えるのは この柿の木です。軟らかい緑の若葉は また 美味しい食材でもあります。天婦羅にすると本当に美味い。 

 去年夏前に収穫して 小屋の軒下に転がしていたじゃが芋を処分しました。秋には何回か芽を欠き 食べてきました。さすがにもう限界です。芽が長くなって、芋は萎びてしまいました。こんなのが箕に数杯、家の消費も落ちましたし、

 畑は じゃが芋の土寄せ1回目を終えました。霜でやられたのも 新しい芽を出してます。
 赤紫蘇の種を蒔きました。去年までは梅干しに 畑に生えて来るのを使ってましたが、今年は縮赤紫蘇に更新します。
 スナップ豌豆の初物を一握り採ってきました。アスパラガスも太いのや細いのが一辺に出ました。
 そろそろ豆類の支度です。インゲン豆、枝豆 次いで落花生は大事、その先は大豆と小豆です。
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