前の土手を回り込んんだら 良い香りに包まれました。躑躅です。
上がって来る道の土手上に Kさんが丹精して仕立てた大きな饅頭型の躑躅が連なってますが、家のは何にもしてない自然のままです。が 花は依怙贔屓無しに咲いてくれてます。
家に入ると 前も後も藪になってますが、前の北側と南側の藪は蕗の大きな葉に占められた状態です。
一月前は蕗の薹の花盛りでしたが もうこんなに若い葉を広げてます。
最初に出る葉は小さく2番目のはまだ少し茎は細く葉も小さめですが、3番目にはもう太さも長さも採るには十分な茎になります。伽羅蕗にするには 太いし軟らか過ぎるんですが この軟らかいのが良いんで 一束採ってきました。
軟らかいんで このまま鰊なんかと煮たりしてもらいます。皮を剥かなくても良いんで 香りの良い使い勝手も良い食材です。
来週には 刈払い機に頑張って貰って 全部刈り払い さっぱりさせます。
モチノキの根元に一叢ある 都忘れが咲き始めました。隣には 桔梗が萌え伸び上がって来ました。もう春は後半に入ったみたいです。
家の周りはすっかり緑が深くなってきました。
筍は若竹になりかけてます。今朝も肩まで伸びた 奴を倒して廻り 草臥れました。
金柑が珍しい事に、一杯成って残ってます。いつもなら 鳥と獣に食い尽くされるんですが、ハクビシンなんかに何か有ったんでしょうか?食われては業腹ですが、全く食われないと何か心配、
入り口の道の傍に転がして置いた 大きな榎の幹を切った奴に 木耳が生えてます。大きく厚い茸で 冬の間からからに乾いていたんですが、温かい雨で 生き返ったみたいです。
食べられる筈ですが 何となく手が出ないでいます。今度採って試してみようと思ってます。
畑では 雄雉が絡み合い跳び付き けたたましく諍ってました。ガラやメジロ、鶸なんかが盛んに囀ってます。野の者たちは 季節の少しぐらいの早い遅いに煩わされずに 確り生きる力を持ってるようです。