今日はタイのシニアプロテストに挑戦している、親しい友人である岡部さんの話です ・・・
日本のゴルフ界には現在、シニアのプロテスト制度はありません。そのためシニアのプロテスト合格を
目指して来タイする日本ゴルファーは多いんですヨ。 岡部利和氏(66)さんもレンブラント・
ゴルフ倶楽部御殿場 (静岡県御殿場市)に勤務しながらタイのシニアに挑戦しているお一人です。
<岡部さんはレンブラント・ゴルフ倶楽部のキャディ室所属>
2006年から毎年2月に3週間ほどの休暇を取りタイを訪れている岡部さんは、最初 プロテストを
目的としていましたが、常夏で治安のよいタイ、そして親切で優しいタイの国民性に魅力を覚える
ようになっていったといいます。特にキャディさんの暖かさ溢れる一言に癒されることは多いとのこと。
岡部さんのゴルフとの出会いは中学生の時。アルバイトキャディをしたことに始まり、かれこれ
半世紀以上ゴルフと付き合っているそうです。転機となったのは日産自動車に勤務していた
49歳の時で、「好きなゴルフに関わっていたい」と退社しゴルフ場に勤め始めます。
<テスト前のパッティング練習>
そして日本のシニアツアーのプロテストを受験するため業務終了後、毎日練習に明け暮れて
いたところ、突然テスト制度が廃止となり日本のシニアツアーの道が閉ざされてしまいました。
それならタイのシニアを受けようと訪タイしたのが、タイのゴルフとの出会いとなりました。
静岡県のゴルフ場ではキャディマスター室に所属し、チェックインした顧客をラウンド終了まで
お世話している業務に就いていますが、今もまだテスト合格を諦めていません。業務終了後、
土日を除くほぼ毎日、短い時間ながら練習し、月1回のラウンドを欠かさないといいます。
<テスト本番中、同伴者を見守る岡部さん>
得意のクラブはウエッジとパター。パーオン出来なくてもアプローチとパットでスコアを
作れるからと聞きました。平均スコアは78前後。ベストスコアはハーフ31でトータルは70。
ホールインワンは5回出しているといいますから、さすがシニアプロを目指している人は違います。
ゴルフの面白さを尋ねたら、初めてのコースへ行く時のワクワク感がゴルフの魅力だと嬉しそうに
答えていました。「こんなにワクワクすることは小学生の頃、遠足に出かける前の日と同じ」だと ・・・
<ザ・ビンテージGC>
タイでよくプレーしたコースは、当時プロテストが頻繁に行なわれていたザ・ビンテージGCとムアン
エークGCだそうですが、岡部さんもバンコク近郊のコースは殆んど知り尽くしているでしょう。
岡部さんが思うゴルフとビジネスの共通点は「常に先を読み平常心でいること」が大切である
ところだといいます。ゴルフではティーショットの落とし所は、池やバンカーが邪魔に成らないか、
グリーンのどこに乗せたらパーが取りやすいか、など先手読みして冷静に対処します。
<テストに挑戦している岡部さんのティショット>
仕事でも、取引先の企業や担当者をよくリサーチし、その人に合わせた接客方法をより
深く考えます。「悩むから気づく。足りないから知恵が出る。失敗するから成長する」と
いう格言がありますが、先を読み平常心を心がけている岡部さんに似合う言葉です。
いくつになっても何かに挑戦し続けることは素晴らしいこと! 見習いたいな!
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