タイの10代カップルの性問題！

　　
　今日も ちょっと気になるニュースを　・・・

今月 バンコク市内で開かれた、有識者によるセミナーで、国内での 「緊急避妊薬」 の乱用が問題視され
年間 約800万セットの避妊薬が販売されている中、最近は 余りにも10代女性の購入者が多いことに
懸念を 示していると…　なんと 購入者の約30％が13歳から15歳の少女だと 言いますから驚きです。

読者の皆さんは覚えているでしょうか？　同ブログでも伝えたかと思いますが、違法な妊娠中絶手術で
堕胎された胎児の死体 約２千体が、あるお寺で見つかったと言う事件を ・・・　後に いろいろな波紋と
タイの社会に大きな問題を 投げかけましたが、この10代女性の避妊薬購入も 事件の影響でしょうか？

　　

我々も 対岸の火事と驚いている場合ではありません。　偶然にも　時を 同じくして、横須賀市　学校法人
神奈川歯科大学の教授だった元理事長 （76） らが、死亡した胎児約1,700体を 集めたまま 長年
放置していたなんてニュースが流れていました、っけねぇ～　　

　タイでも法的には禁じられている妊娠中絶ですが、お寺の発覚を 契機に 保健省・警察が摘発強化に
動いた結果、ビルの１室に診察・施術用のベットを 持ちこんだだけで医師の免許を 持たない者が
手術を 行なうケース、こんな場所が全国で3,900カ所も あることが判明しましたものネ。　

　

こんな所で中絶など行なえば関連費用が、一人あたり平均約２万バーツ以上かかります。　この額は
30代のちょっとした一カ月のお給料です。　10代のカップルにとっては、大変な金額でしょう。　
こんな諸事情も 安易な避妊薬購入に走るのかも知れませんねぇ～

　更に 心配なのは、緊急避妊薬の効用を 誤解していたり、過量服用するティーンも 多いと 言います。
医師は 「緊急避妊薬の効果は70％から90％だが、これを100％と勘違いしている女子が多すぎる。　また

　

一カ月に２回以上服用してはいけないのに、週に２回も ３回も 服用し、身体を 壊すケースも多い」 と
指摘しています。　「緊急避妊薬は、強姦被害やコンドーム破損など非常時の為のもの。　妊娠したくない
からといって 安易に 服用する薬ではないことを、保健省は よく指導すべきだ」 と訴えています。　

そう、そう、バンコク市には 中絶薬密造所が４カ所ほどある、と聞いたことが…　その後 どうなったか？

ある大学の調査では 「妊婦の42％が 『妊娠は想定外』 とか…　また　毎日700人のティーンが妊娠し、
その内 400人が人工中絶を 受けている」 なんて報告も あります … 　怖いなぁ～　

日本のように 「できちゃった婚」 を 堂々と言える社会になれば （苦笑）、タイの緊急避妊薬や中絶の
問題も少なくなるのかなぁ～　　
　いずれにしても 学校での性教育の充実を 図る必要がありそうですネ。　　

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