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タイのタンブン精神が高いのに落し物が出てこない?

2015年11月19日 | タイのちょっと気になる報道!
  
 私はボランティア活動やタイのタンブン(功徳を積むこと)について、あれこれ言えた柄では
ありませんが、タイ人にタンブン精神があれば もっと落し物が出てきてもよいと思いますけどネ ・・・

今週チェンマイで「日本人観光客が落としたスマートフォンが持ち主に戻った」というニュースが
大きく報じられました。タイでは財布は勿論、スマートファンでさえ落としたら まず 出てきません。

    
<今年3月にはタクシーに忘れた130万バーツが日本人に戻りました…>

ですから、今回のように拾い主が現れると 鬼の首を取ったかのように政府を通じてマスコミが大騒ぎします。
ましてや今回の落とし主は日本人です。外国人ともなると、全国ニュースとして扱かっちゃいます。これも
政府の宣伝と聞いたことがありますが、日本では当たり前のこともタイでは非常に珍しいことなんですネ。

数年前の調査ですが、日本で「落し物の返却率」を出したそうです。25万6千件の財布の紛失届が警察に
提出されていて、19万5千(76.2%)が持ち主に戻っています。また10万1千件の携帯電話の紛失届けが

提出されていましたが、9万5千件(94.1%)が持ち主に返されたそうです。この中には川など回収不可の
場所も含まれるので携帯はほぼ100%です。日本は世界一 落し物が返ってくる回収率が高い国でしょう。

 

ところで、タイのタンブンは寺院や僧侶にお布施をすることだけがタンブンではありません。人に親切に
してあげたり、強者が弱者を助けるのもタンブンの一つです。よく電車で席を譲ってあげたり、お年寄りを

敬うこともタンブンの精神だ、なんて言われることもあります。もしそうだとしたら落し物の回収率が
もっと高くて良さそう、と思ってしまいます。届けてあげることもタンブンの一つになりますよねぇ~ 

 

そう言えば、英国のチャリティーエイド財団が、全世界145カ国を対象に寄付やボランティアがどのくらい
行なわれているかを調査した結果を発表していました。 その順位で、タイは19位・日本は102位でした。

        <ベストテン>
 1位 ミャンマー      6位 イギリス
 2位 アメリカ合衆国    7位 オランダ
 3位 ニュージーランド   8位 スリランカ
 4位 カナダ        9位 アイルランド
 5位 オーストラリア    10位 マレーシア

同調査は 1カ月以内に誰か見知らぬ人にお金を寄付したか? チャリティーなどに募金したか?
ボランティアとして時間を提供したか? ・・・ 等々をアンケートしたとのことです。

 

同じ宗教を持つ仏教国ミャンマーが1位、しかも裕福な国ではありません。ミャンマーが1位なら
タンブン精神の高いタイも せめてベスト5に入っていても不思議では無いような気がしますよネ。

 一方 日本は ・・・ 長くなりますので明日に続きます。  


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