タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

RCコーラがタイ市場に本格参入、米国3社相手にエストは?

2015年09月23日 | タイの出来ごと、あれこれ
  
 タイで米国の炭酸飲料 RCコーラ(ロイヤル クラウン)が、本格的に力を入れてきましたネ。
8月末頃からTVコマーシャルをスタートさせ、今度はセブンイレブンでも販売を開始しました。

RCコーラはペプシコーラ、コカコーラに次いで世界3位のブランドですが、タイでは新発売のように
思うでしょう。が、タイではサーコンビバレッジ社がボトラーとなって 以前から販売していました。

 

昔、地方の古い食堂などで看板やポスターを見かけたものです。そのRCコーラ、アジアで第3位の
消費国タイで、コカコーラとペプシ、エスト(est)コーラの激戦地にシェア3位を狙って参入して
きたわけです。RCコーラはマイナーな存在ですが、フィリピンでは かなりメジャーな存在とか。

常夏の国・タイは気候と辛い料理にピッタリ合うコーラは消費大国。清涼飲料に占めるコーラ飲料の
割合は3割近くに達し1割強の日本や中国を大きく上回っています。屋台や食堂でもよく食事しながら
コーラを飲んでいるタイの人たちを見かけます。私もこの世にビールが無かったら飲んでいるかも(笑)。

 

当ブログでも、タイ市場でのコーラのシェア争いは たびたび 触れてきましたので、RCコーラの参入は
とても興味があります。タイは東アジアや東南アジアでは珍しく、コカコーラよりペプシコーラの方が
シェアが高い国でした。それは1953年からタイのスームスック社が強固な販売網を持っていたからです。

それが2012年、前年 ペプシコ48%、コカコーラ42%のシェアを、コカコーラが50%で、ついにペプシコの
34%を追い抜いてしまいました。 <3位は ペルーアジェ(ビッグコーラ)の16%でした>

シェアが大きく変動し、首位も入れ替わった背景には、60年以上にもわたってペプシコと生産・販売の
独占契約を結んできたスームスック社の独立があります。契約のもつれで、両社は袂を分かっていました。

 

ペプシコは生産施設と販路を失って販売が激減し、結果としてシェア争いで「漁夫の利」を得た
コカコーラが首位を奪取した次第です。 この時は米国本社でも大きな話題になったそうですヨ。

そして12年、スームスック社が出した5種類のエストコーラの売上げが 発売開始の12月以来、わずか
半年間で40億バーツに達してから、席巻してきたコカコーラとペプシの市場が一変してしまいました。

 

エストは、商品名を覚えやすいように、ソフト・ドリンクの頭文字 S(エス)の発音を使い、
「Coolest」「Best」などの最上級の意味を込めて est と名付けたといいます ・・・

13年には9.1%のシェアを奪い、タイ・サッカーの強豪マンチェスター・シティとスポンサー契約を
締結するなどで、今ではシェアが20%以上となり第3位の地位を確立。ペプシコも巻き返しに必死です。
 そんな市場にRCコーラが参入。 どこまでやれるかお手並み拝見って、とこですかネ。  




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コーラ (ただの酔っ払い)
2015-09-23 11:39:39
タイは年中熱いのでドリンクは冷たくして飲む物がよく売れているとと思います。
日本では冬になるとホットドリンクですね。
冷やして飲むコーラは年中売れる商品です。
RCコーラはTCCのグループだと思っていましたが?
エストはTCCグループですね。
ちがったかな?
返信する
酔っ払いさんへ (nagaichi)
2015-09-24 04:58:01
コメント有難うございます。
一度 明確に確認しますね。また宜しくお願いします。
返信する

コメントを投稿