タイ政府は、今日から入国する18歳以上の全ての外国人にワクチン接種証明者の提示義務を
決めました。急に決まった事で入国不可能な人も出て来るでしょうねぇ~ 昨日からの続き。
CAAT(タイ民間航空局)は、各国航空各社に乗客がタイ入国に必要な書類を保持しているか
確認するように要請しています。保持していない場合、出発地で搭乗を拒否される可能性が
あると ・・・ (乗り継ぎのみで入国しない乗客は書類の提示を不要としている)
新しい入国規制を直前に通達された航空会社も対応に苦慮しているようです。ある航空会社は
運用方法の詳細が分からず対応を決めかねているようで、出発地の空港において しばらくは、
「タイ国へ向かう人に必要書類の確認をしない」という様子見の航空会社も出てきています。
それぞれの航空会社で対応がマチマチになりそうです。「到着した出発する空港で検査を受ける
ことで、タイ国行きへの便への搭乗が許可される」或いは、「ワクチン接種をしていない人は、
タイ到着時に感染を調べる検査を受ければ入国を認める」という報道や情報もあるようです。
一刻も速く、タイ政府から統一された明確な決まり事を発表しないと混乱は続きますよネ。
中国政府は昨日8日より渡航制限を緩和しました。それに合わせてタイ国に今日のお昼頃に
第一陣の旅行団体を含めた300人近くの中国人がスワンナプーム国際空港に到着する予定です。
CAATによると、中国から同空港に1月(98便)、2月(144便)、3月(96便)までに
340便近いフライトが到着予定になっています。 来月からはプーケット空港でも、
3月からは、チェンマイ空港でも中国からの最初の直行便が到着する予定だといいます。
5日に対中国水際対策合同会議の議長を務めたアヌティン保健相は、“特定の国からの
旅行者を差別しない” と述べています。が、全ての外国人に接種を義務づける事により
『差別的な対応を避けるように求める中国政府に配慮した』ことは 間違いないでしょう。
そして、パンデミック感染のリスクよりも今年、年間500万人以上見込める中国人観光客を
優先したのでしょう。国民の懸念の声にはウイルス学者のヨン博士が助け舟を出しています。
<チュラロンコン大学医学部の臨床ウイルス学センターの責任者であるヨン博士>
“欧米人旅行者が持つコロナより中国人が持つコロナの方が危険が少ない” と述べ、“タイ人は
コロナに感染した人も多く、9割はワクチン接種済であり、既に抗体を持っている” 更には、
“ウイルスの突然変異は世界中のどこでも発生する可能性がある。特定の国からの観光客を
ブロックすることは無意味だ” と言い放っています。 さぁ~ 2月には答えが出るでしょう。
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