名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

職場のお困りごと、相談しませんか?
私たちは、共に学び行動する労働組合です。
ひとりじゃない、一緒に生きよう!

残業や給料の実態が求人票と違う…悩んでいる人に「労働相談ダイヤル」実施

2013-12-10 | ハローワークの求人票はウソだらけ?
日本労働組合総連合会は、12月10日、11日の2日間、厳しい就職・転職・再就職の環境において、求人広告や求人票と異なる労働実態に悩んでいる人々を主な対象に、全国で「就活応援ホットライン 全国一斉労働相談ダイヤル」を実施する。時間は10時~19時。相談は無料。

就職活動中や来春から働く学生の相談も受け付ける
同会では、実際入社してみたら、求人票や求人広告に記載されていた労働条件と違っていたというトラブルは数多く起こっていることを背景に、労働相談を実施する。主な対象は、入社前と入社後のギャップを感じ、不当な処遇を受けている人や、同じような不安を抱えている人。また、就職活動を行う学生や、すでに内定をもらっており来春から働く予定の学生で、同様の不安を抱えている人の相談も受け付ける。

過去の相談事例では、「ハローワークの求人票を見て面接を受けた。就業時間は8時から17時との記載であったのに、『実際の始業時間は5時か6時から選んでほしい』と会社から言われた。なぜ公的機関の求人票なのに内容が異なるのか」(30代・正社員・女性・東海)や、「求人サイトでコールセンターの仕事を見つけた。求人広告には『8時間労働・基本給20万円』と記載してあったが、実際は『12時間労働・基本給14万円・固定残業代6万円(60時間)』であった。深夜24時を超える場合もあるが、ブラック企業ではないのか」(30代・派遣社員・女性・北陸)などがあったという。

また、「求人票の内容と実際の労働条件が異なる。正社員なのに雇用保険、社会保険に加入させてもらえなかった上、年休も取れず、寮費で1日3,500円(食事3食付き)を天引きさせられている。話が違うため納得がいかないが、どうしたらよいか」(20代・正社員・男性・近畿)や、「ハローワークの求人票を見て、警備員のアルバイトを始めた。求人票には、『常勤の日給制』との記載があったが、突然、現場責任者に『人は足りているので明日からしばらく待機してくれ』と言われた。ハローワークに相談したら、労働条件が求人票と同じになるように会社からサインをもらうようにいわれた」(20代・アルバイト・女性・中国)なども寄せられている。

同社では、労働相談は一人ひとり解決に向けた取り組みが異なるため、まずは気軽に相談して欲しいとのこと。詳細は、公式ページから見ることができる。
http://news.mynavi.jp/news/2013/12/09/024/
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NPO法人 労働相談センター : シリーズ「解雇理由」10月分紹介

2013-12-10 | 労働ニュース
(レイバーネットからの転載です。)
http://www.labornetjp.org/news/2013/1386557694268staff01

みなさんへ 

シリーズ「解雇理由」です。
2013年10月中にNPO法人労働相談センターと全国一般東京東部労組に寄せられた
メール相談の「解雇・退職勧奨・退職強要」事例からまとめました。

******************************************************
シリーズ「解雇理由」2013年10月分
(「解雇・退職勧奨・退職強要」のメール相談事例のまとめ)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2013年12月9日

1) 女性パート。社長の女性秘書から嫌われ、彼女の陰口を信じた社長から「仕
事が遅い」と突然解雇された。今まで「仕事が早いと褒められた事があっても遅
い」と言われたことは一度もない。しかも自己都合退職扱いにされた。


2) 契約社員男性。ある女性職員が、所長と他の職員が不倫していると根も葉も
ない話をしたので止めるように注意したら、しばらくして今度は自分が女性事務
員と不倫していると会社内でうわさが広がり、ついには次回の契約更新を拒否さ
れた。

3) 入社時に転勤は無いという話だったのに、家庭の事情で転勤ができないとい
うことを知りながら9年後に「転勤できないなら辞めろ」と言われた。


4) 3ヶ月の試用期間終了間際に、突然「入社直後に受けた性格診断テストによる
と人格に欠陥がある」と解雇通知。具体的には一切言ってくれない。唯一言われ
たことは「飲み会が多いが大丈夫か?と確認して大丈夫だと答えたのに、アンタ
は詐欺師だ」とのこと。頻繁にある職場の飲み会に都合がつかない時は欠席して
いた。

5) 風邪で熱が出たので電話で連絡して病院に行って休んだら、翌日「もういい」
と解雇された。

6) 上司のパワハラを公共機関にメールで告げた。翌日個人特定されて解雇された。

7) 他会社から強く誘われて転職した。入社して直後に「占い師から辞めさせろ
と言われたから」と解雇された。ひどい。

8) パート入社8年。社長から突然解雇された。理由は「3年前、社長に反対意見
した」とのこと。私は辞める気はない。どうしたらいいか。

9) 看護師。毎日病院側からパワハラを受けた。看護師という仕事に恐怖心と苦
痛を抱き、結局はボーナスも貰えず職場を追われた。このろくでもない病院をこ
れ以上のさばらせたくない、報復したい。

10) 男性社員。職場内でストーカー呼ばわりされ失業した。全く根も葉も無い事
だ。妻も大きなシヨックを受けうつ病になった。法的に対抗する手段はあるか。

11) 勤続8年のパート。今まで職場の仲間とは和気あいあいにやってきたのに、
突然店長から「職場の和を乱した」と異動命令を言い渡された。一人のパートの
陰口がきっかけ。納得できないと拒否したら「解雇する」と言われた。

12) 入社予定当日に内定が取り消された。当然、前の会社は退職しており、突然
の無収入。損害賠償の手段はあるか。

13) 縫製。日々納期に追われ、トイレも我慢してミシンを踏んでいる。会社側か
ら一方的な理由で解雇させられそう。

14) 派遣。派遣先から「仕事についていけない」と一週間で解雇された。法的に
問題ないのか。

15) 10年間派遣されていた先の会社に契約社員として直接雇用されたが、3年後
「次回の更新はない」と言われて解雇通告を受けた。

16) 人件費を減らすために当番制にして月3日間欠勤させられている。無理な現
場への異動の勧めが行われ、結局は社員4名が辞めることとなった。

17) 沖縄勤務が決定し、引越し等40万円かかった。1ヶ月後、会社の沖縄からの
撤退が発表され沖縄の社員は解雇された。撤退する会社がなぜ沖縄勤務を命じた
のか。怒りと落胆の気持ちで一杯です。

18) パブ。3日間働いたが、些細な理由で解雇され、3日分の賃金も払ってくれな
い。

19) 経営悪化を理由に、賃金2割減額と社会保険加入を無くすと通告された。やっ
て行けないので退職を決意したが、会社都合扱いを拒否された。

20) 法人化に向けて準備している会社を手伝って1年前から働いていたが、当初
は給料が貰えず、ここに来て、ようやく給料が払われるようになったとたんに解
雇された。

21) 看護師。試用期間終了直前に「辞めてほしい」と言われた。理由は教えてく
れない。この様な時はどうしたらいいのか。

22) あまりのパワハラで退職した。

23) 商社。健康保険、雇用保険、厚生年金、労災保険等一切未加入の会社。「注
文が取れない場合は辞めてもらう」と上司。

24) 出版社。勤続30年の50代男性管理監督者。社長から「次の人生を考えて欲し
い」「能力の有る奴しかいらない」と執拗な退職勧奨を受け始めている。拒否す
れば子会社へ出向させられる。

25) 毎日朝9時から夜10時まで働き、8万円。残業代もでない。あまりの長時間労
働で腰痛になり、退職をせざるを得なかった。

26) 学習塾で講師勤続3年。上司のパワハラ。生徒に私の悪口を言って私への非
難を煽ってくる。最終的には「生徒からのクレーム」を理由に解雇されそう。


当該ブログ労働相談センター・スタッフ日記(写真も)
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/37b4dcd621d409c6dae649c189342c8f

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パート含む全従業員に育児休業を義務化 愛媛の製菓会社

2013-12-10 | 労働ニュース
 愛媛県八幡浜市の和洋菓子製造卸売会社「あわしま堂」は9日、パートも含む全従業員に5日間の育児休業を原則義務化すると発表した。16日から導入する。育休取得が進まない男性社員の意識改革が狙い。

 同社の育児休業は、子どもが1歳半になるまで、社員が設定する期間取得できる。これまで無給だったが、義務化後は育休の最初の連続5日間を有給休暇とする。

 従業員は780人で男女はほぼ同数。だが、育休の取得率は女性の100%に対し、男性は5・9%にとどまっている。同社の市川晋人事課長は「育休で男性社員が、お客様や職場に多い女性への理解を深め、男女とも働きやすい職場を作り、社の活力としたい」と話す。

 女性の社会進出に詳しい昭和女子大の福沢恵子特命教授は「地方の企業には珍しい先進的な取り組み。他社のいいケーススタディーになる」と話している。

http://www.asahi.com/articles/OSK201312090016.html
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ことば:過労死防止基本法

2013-12-10 | 労働ニュース
ことば:過労死防止基本法
毎日新聞 2013年12月09日 東京夕刊

 ◇過労死防止基本法
 過労死や過労自殺、その原因である過重労働の防止を目指す法律。国と自治体に防止策の策定と実施の責務を課し、事業主にも対策への協力と従業員の健康保持に必要な措置を講ずるよう努力義務を課す内容。遺族や弁護士が2011年の勤労感謝の日(11月23日)から制定を目指して運動を始めた。超党派の議員連盟に124人が集まり、4日には野党の共同提案で法案が臨時国会に提出されたが、自民、公明の与党の対応が間に合わず、継続審議となった
http://mainichi.jp/shimen/news/20131209dde041040043000c.html
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記者の目:過労死防止基本法=東海林智(東京社会部)

2013-12-10 | 労働ニュース
記者の目:過労死防止基本法=東海林智(東京社会部)
毎日新聞 2013年07月29日 14時30分

 ◇悲しみ根絶へ制定急げ
 過重労働問題に取り組む弁護士らのグループ「過労死110番全国ネットワーク」が活動を開始して25年。今や「KAROSHI」は世界に知られる言葉になった。だが、2012年度に脳・心疾患を発症して労働災害と認定されたのは338人(死亡123人)と高止まりしたままだ。精神疾患の労災認定は475人(未遂を含む自殺は93人)で過去最多。過労死は一向に減る気配がない。状況を変えようと、過労死防止基本法の制定に向けて活動しているのは、他でもない遺族たちだ。過労死を食い止めるために、遺族の悲痛な声に耳を傾けたい。

 ◇亡き父恋い慕う女の子の姿に涙
 忘れられない光景がある。10年前、東海地方の過労死遺族に話を聞いた時のことだ。自宅を訪ねると、当時3歳だった遺児の女の子が玄関にポツンと座っていた。白いワンピースにレースの付いた靴下、赤いエナメルの靴を履いて着飾っていた。背筋を伸ばし、そろえた膝の上に、小さなバッグを乗せている。「お出かけ?」と聞くと、こくりとうなずいた。取材の約束があるのにおかしいなと思いながら、母親と向き合った。

 父親は月120時間を超える残業を1年近く続け、34歳の若さで突然死した。労災を申請しようとしていたが、営業職だったため残業時間の立証が難しかった。約2時間の取材を終えて帰ろうとすると、女の子は、まだ玄関に座っていた。その理由を母親が涙声で教えてくれた。

 「土曜日はいつもおしゃれして玄関に座っているんです。自分が可愛く良い子でいれば、お父さんが迎えに来て、お出かけに連れて行ってくれると思っているんです。最後は疲れてその場で寝ちゃう。せめて夢の中で、お父さんに会えればいいんですけどね」

 母親の言葉通り眠くなってきたのか、小さな背中が前後に揺れた。それでも必死にピンと背筋を伸ばそうとする。まだ言葉で嘆くことも悲しむことも、できなかったのだろう。小さな体全体で父を恋い慕う姿に涙が止まらなかった。家族が引き裂かれる酷薄さを思わずにはいられない。

 ◇働いているのは血の通った人間
 企業社会は「働いているのは人間だ」ということに無頓着だ。「24時間働け」という言葉が平気で語られる。こなせるはずのない量の仕事を命じて「このくらいできないなら会社をやめろ」と追い詰める。遺族の話を聞くと、過労死が減らない背景が見えてくる。
http://mainichi.jp/opinion/news/20130729k0000e070196000c.html
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